【twst】ただ推しのSSRが当たっただけなのに！！！ 2 (ページ15)

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午後の授業、4時間目は魔法解析学だ。

それぞれ席に座る。
しばらくして、クルーウェル先生が入っきた。

鐘の音が教室中に響くと授業が始まった。

クルーウェル
「教科書92ページを開け」

私は指定されたページを開く。

やはり専門用語が多くて全く分からない。
いや、その方が何百倍も良かった。

なぜなら、教科書が読めないからだ。
文字がアルファベットの繋ぎ文字で書かれている。

私は驚きのあまり、何度も瞬きした。
話し言葉は日本語なのに、書く・読みは英語。

いや、どういう世界観？
ド〇〇もんのホ〇ヤクこんにゃく、いつの間に食わされたん？

化学の力？いや、魔法の力か
これぞ、イマジネーションマジック～なんつって

混乱している様子に気づいたのか、エースが話しかけてくる

エース
｢俺が教えてやろうか？｣

そう言うエースの顔は、ニコニコとしていた。
プロローグのあのエースの顔だ。

めっっちゃ何か企んでる顔やん！
でも、推しに勉強を教えてもらうとか幸せか！

A
｢じゃ、お願いしようかな｣

そう返事をすると、エースは私の方に寄った。

エース
｢どれどれ～、どこが分からないの？｣

エースが私のノートを覗いてくる。
ぐっと距離が近くなったため、エースの匂いが伝わってきた。

え、近っっっ！めっちゃいい匂い…
バレないようにクンカクンカしよ

A
｢全部かな｣

よし、これで時間稼ぎだ
ま、全部分からないのも事実でもあるけど

エース
「…仕方ねーな、1つ1つやってくか」

エースは一瞬、めんどくさそうな顔をしたが、
最後まで教えてくれた。

A
｢ありがとうエース！わかりすかったよ！｣

エースの説明はとても分かりやすくて、すぐに単語の意味や働きが知識として吸収された。

そして匂いも酸素として肺の中に吸収された。

ずっと匂いを嗅いでいました
美味しかったです。後悔はありません

満足する私を見て、エースが一言こう言った。

エース
｢お礼として購買の限定チェリーパイな｣

…知ってた