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A
｢はいぃ!!!｣
急に話しかけられて、ドクンっと心臓が跳ね上がる。見事に声が裏返った。
私はその場で冷たい床におすわりをする。
そんな私を見て、先生は顔をしかめた。
クルーウェル
「誰が床におすわりしろと言った。普通はそこの椅子だろ」
A
「す、すみません！ た、ただ、ただ、ただいま、おすわりします！」
緊張で固まった体を必死に動かし、指名された椅子に座った。そう、先生と1番近い椅子に！
改めて見る先生の顔は、あまりにもかっこよすぎて…直視できん。目を逸らす。
これから何をされるか分からない。
そんな状況がプラスされて、余計に緊張してしまう。自然と身を強ばらせる。
クルーウェル
｢少しじっとしていろ｣
声がしたと思うと、自分の額に手を当てられた。
ヒェッ…(魂が抜ける音)。ダメだ、ここで死んではいかん！ 耐えろ、耐えるんだぁぁ！
クルーウェル
｢熱は無いみたいだな…。しかし、さっきよりも顔が少し赤いぞ｣
先生はただ熱を測っているみたいだ。
わかっていても突然の事で目が泳ぐ。
このままだと興奮で耐えられないと思い、先生に案を出した。
A
｢たっ体温計で計らないんですか？ ｣
クルーウェル
｢あぁ、俺は手でわかるから大丈夫だ｣
私は大丈夫じゃないわい!!!
そんな心の叫びは届かずに、手を当てられたまま無言で計られる。
その沈黙が、私の鼓動を更に早くしていく。
クルーウェル
｢他に具合が悪い所はないのか？｣
A
｢あ、ぁぁあありません｣
私は必死に返事をする。
そのせいで声が震えてしまった。
クルーウェル
｢本当か？ 声が震えてるが｣
推しが質問しているんだ！ ちゃんと答えないと…！
A
｢全っっ然大丈夫です！ むしろありがとうございます！ 少し頭を打った所が痛いですが、こんなご褒美貰ったら元気になりますよ!!!｣
無理に頭を回転させたせいで、オタク独特の早口が出てしまった。
やってしまったと思い、チラッと先生の顔を窺う。
クルーウェル
｢……。 頭を打っておかしくなったのか｣
先生は冷ややかな目で私を見ていた。
引いていらっしゃる……
A
｢あ、え、あ、 えっと、すみません！ こんなにも高クオリティのコスプレを見たことなくて！そのっもし良かったら一緒に写……｣
この空気に耐えきれずに、焦って喋っていると、頭にポンッと何かを置かれた感覚がした。
ん？ ポン？
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アルト(プロフ) - ヤバい好き（突然の告白）1-19のおなかがなる場面で自分もおなかがなって「あれ？運命？（は？）」と思いました（）更新頑張って下さい！ (2021年6月6日 22時) (
レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます！！！！(クソデカボイス)そんなに言われると、照れちゃいます(/ω＼*) (2020年11月20日 19時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ややややややばいですほんとに好きすぎる泣やばい……好きです！！！！（（クソデカボイス (2020年11月19日 23時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます!!!上手く伝わって良かったです、ほっとしました!!!初めて言われたので嬉しいです!!！ありがとうございます!!すっごい長編になりますが頑張ります(｀・ω・´)ゝ (2020年11月19日 13時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ダブルブェさん» 待って下さい(＞＜)泣めっちゃ丁寧にありがたうございます！！！！今試してみたのですが出来ました!めっちゃ優しくて 作品だけじゃなくてダブルブェさんのことももっと好きになりましたぁぁぁ好きです！！ (2020年11月18日 21時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダブルブェ | 作成日時：2020年10月28日 14時
