鹿の子村の泥田坊 ページ2
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「なぁなぁ、東京から人くるっほんま？」
「やっちゃんとこ泊まるんじゃなぁ」
「どんな人なんじゃろ」
「もしかして、スカウトされるんじゃねぇ？」
弥「なんでぇ？」
「だって、やっちゃん頭えぇし、あしはえぇし、お金持ちじゃな〜」
「君は、こんな田舎より東京の方が似合う、一緒に来ないかぁ？なぁんて！」
弥「泥田坊！お前は来んなよ！東京の人、鼻もげたら、わやじゃ！」
『うるっさいわ！』
夏「A…あぁ気をつける…」
『夏羽…』
・
・
・
『夏羽、あんな言い方されて悔しくないの？』
夏「別に…」
『夏羽…』
隠「こんにちは〜！お邪魔してマース！」
ビクッ
『ビッ、ビックリしたー』
夏「…」ペコ
『あー、あれか例の東京の人っていうのは…』
(どうして、こんな田舎に東京の人が？)
隠神
隠「はぁ〜、仕事で来て温泉なんて最高〜」
弥「失礼します！お背中流しマース！」
隠「あー、ちょと待って」
隠「あれ？君さっき、子供らの中にいた…」
弥「女将の息子の弥太郎と申します、滞在中のお給仕を務めさせていただきます」
弥「お客さん、東京の人なんですよね、いいなー都会ってなんでもあるでしょう。お客さんの車もすごいかっこいいってみんないってますよ！僕、将来は上京したいって思ってるんです。あ、母に内緒ですけどね、絶対つげっていわれるし。」
隠「そういえば、さっき女将さんに聞いたんだけど、ここもう一人子供がいるんだってね」
弥「あぁ、泥田坊の事ですね。」
隠「泥田坊…」
弥「あだ名ですよ、毎日畑で土や肥料まみれになってるから泥田坊。田んぼに住む妖怪の名前なんです
あいつ、生まれつきなのか、体臭がキツくてこういう人前に出る仕事は任せられないんですよね。」
隠「ふぅん、じゃぁあの泥田坊くんと一緒にいる、女の子は？」
弥「あいつはいつも泥田坊といて何やら親が妖怪みたいな、噂が流れてるです。
でも、あいつ顔が良くやよく声をかけられてるのも見ますよ。でも、この村ではあいつに近寄ろうと思う人はいませんよ！」
隠「親が、ねぇ…」
隠「興味あるねぇ」
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名無し - 分かりました！ (2021年3月1日 0時) (
レス) id: 7c42d8789d (このIDを非表示/違反報告)
めろーん - なにこれめっちゃいい……もちさん最高……リクエストで喧嘩してみたと大嫌いと言ってみたお願いします！！ (2021年2月28日 23時) (レス) id: 8d4d08f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 了解しました！ (2021年2月28日 21時) (レス) id: 7c42d8789d (このIDを非表示/違反報告)
もち - おけです！では見知らぬ男に襲われてみたお願いします！あ、できたらでよいので！ (2021年2月28日 21時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2021年2月27日 0時) (レス) id: 7c42d8789d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年2月24日 7時
