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海「んー、誰だろ。
そんな子いたかなぁ。」
部活の休憩時間に同じダンス部の海に聞いてみたけど
さすがの海でも情報が少なすぎて
心当たりすらないみたい。
祐基「やっぱり分かんないかー。」
海「少なくともうちのクラスにはいないな。
拓弥のクラスはどうなの？」
拓弥「ん？」
祐基「眼鏡かけてて三つ編みの女の子、
拓弥のクラスにいない？」
拓弥「そんな奴いないと思うけど、」
稜雅「やっぱりこの学校じゃないんじゃない？」
海「確実に同じ学年なの？」
祐基「うん！リボンの色が同じだったのは覚えてるもん。」
あとなんか特徴あったかなぁ。
祐基「…あ！！！」
拓弥「んだよ。」
祐基「ヘアゴムが赤だった！」
稜雅「そんなんで分かるかよｗ」
晃一「俺、知っとる。」
そう言ったのは
さっきからずっとおにぎりを頬張ってた晃一で。
祐基「え！知ってるの？！」
晃一「おん。」
祐基「だれ？！」
晃一「佐伯A。」
祐基「Aさんって言うんだ…。」
佐伯Aさん。
どうやら晃一と同じクラスの女の子らしい。
晃一「まさか祐基が佐伯に一目惚れなんてなぁ。」
海「どんな子なの？」
晃一「全く喋らんし笑わんねん。
佐伯の声聞いたことあるやつおらんのんちゃうかな。」
稜雅「絵に描いたような地味子ちゃんだ。」
拓弥「そんなやつに一目惚れしたの？」
祐基「うん。」
だって俺が見た佐伯さんは
晃一が言うような感じの子じゃなかったから。
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ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年11月11日 18時) (
レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありんこ | 作成日時：2017年11月17日 14時
