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祐基「はぁっ、はぁっ…。」
全力で走ったのなんて久しぶりで
息を整えながらさっきのカフェの方を見ると
A「ゆうすけくん、ありがとう。」
??「いいのいいの！
これも男の役目だからね！」
ちょうどAちゃんがさっきの男と
一緒にお店から出てきた。
ゆうすけと呼ばれたその男に
頭を撫でられて恥ずかしそうに笑うAちゃん。
俺はたまらなくなって
祐基「Aちゃん！」
Aちゃんの名前を呼んだ。
A「え、ゆう、きくん…？」
祐基「やっぱりAちゃんだよね？」
A「え、あ、うん。」
祐基「こんなとこで会えるなんてびっくりしたよ〜。」
A「わっ、私も。」
なるべくいつも通り話しかけると
最初は戸惑っていたAちゃんも
だんだんと普通に話してくれるようになって。
A「祐基くんはお買い物？」
祐基「うん。さっきまで友達といたの。
Aちゃんは？」
A「私はご飯食べてたよ。」
祐基「あの人、彼氏…？」
気を利かせて少し離れたとこにいる
さっきの男を指差すと
A「ううん、いとこ。」
なんて穏やかな顔で言うAちゃん。
まじで？！
彼氏でも友達でもないの？！
やばい安心したら涙が出てきそう。
祐基「そう、なんだ。」
嬉しくて飛び上がりそうなのを押えて
あくまでも冷静に、冷静に。
祐基「いとこは大丈夫なんだね。」
A「ゆうすけくんとは生まれた時から一緒で
いつも助けてもらってるから。」
祐基「そっか。」
A「だから、ゆうすけくんと祐基くんは特別。」
祐基「そっか、って、え？！」
今、特別って言った？
俺のこと特別って言ったよね？？
A「迷惑、だったかな…？」
祐基「そんなことない！
むしろめっちゃ嬉しい！！」
A「ふふっ、」
いつものAちゃんも可愛いけど
今日は一段と可愛いし綺麗だし、
そんなAちゃんに"特別"なんて言われたら
心臓どうにかなっちゃいそうだよ…。
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ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年11月11日 18時) (
レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありんこ | 作成日時：2017年11月17日 14時
