〇１８ ページ18
・
稜雅「ゲーセン行こうぜ。」
祐基「おっ、いいねぇ〜。」
ぽかぽか天気のいいの休みの日は
稜雅とゲームセンター巡りに限る。
稜雅「どこから行くか。」
祐基「レムたんのフィギュアのとこ。」
稜雅「どこだよそれｗｗ」
祐基「あそこだよ！２週間前に行った、
レムたんのクレーンゲームがあるとこ！」
稜雅「あー、あそこね。
じゃあまずそこ行くか。」
祐基「やったぁ〜！
今日こそレムたんゲットしてやる！」
そう意気込んだ瞬間のこと。
祐基「あれ？Aちゃんだ。」
おしゃれなカフェの窓際で
お茶をしているAちゃんを見つけた。
けど、
稜雅「え、あれが地味子ちゃん？
全然地味じゃねぇじゃん。
むしろめっちゃ美人なんだけど。」
祐基「メガネ、してないんだ。」
綺麗に巻かれた長い髪と控えめな化粧、
メガネをしていないいつもと全く違う姿は
まさしく俺が一目惚れしたAちゃんで。
だけどいつもと違うのはそれだけじゃなかった。
稜雅「男と一緒だよ？」
祐基「まじで、？」
稜雅「ほら。」
稜雅が指差したその先には
Aちゃんと楽しそうに話す一人の男。
祐基「嘘じゃん…。」
稜雅「しかも結構なイケメン。」
祐基「え、なんで、は？」
稜雅「彼氏とかじゃねぇの？」
祐基「それはない！絶対ない！！」
男性恐怖症だと打ち明けてくれたAちゃん。
少しは心を開いてくれたと思ってた。
俺とはだんだん普通に話してくれるようになったから
自分は特別なんだって思ってたのに
祐基「なんでぇ…、」
俺、あんなキラキラなAちゃん見たことない。
あんな可愛い表情見たことない。
あんな笑顔も見たことない。
祐基「稜雅！早くゲーセン行こ！！」
稜雅「え、いいの？」
祐基「もういい！ヤケクレーンゲームしてやる！」
稜雅「なんだよそれｗ」
祐基「絶対レムたん取ってやるんだぁ！！」
なにこれ。
すげぇ心臓痛い。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2018年11月11日 18時) (
レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありんこ | 作成日時：2017年11月17日 14時
