進路 ページ3
あーあ、今日もつまんない。
せっかく出久と同じクラスになれたのに…
「えー、お前らも3年ということで…本格的に将来を考えていく時期だ…」
将来…出久はヒーローだよね…
僕何したらいいんだろ…
「今から進路希望のプリントを配るが皆！！！大体ヒーロー科志望だよね！」
…出久と違う高校に行くのはやだ。
でも雄英ってめちゃくちゃ偏差値高いじゃん…
僕なんかが行けないよなぁ…
でも行きたい！
後で出久に相談しよ。
僕の個性はサイコメトリーと運命操作だ。
こんな個性でヒーローになれるのかな
「俺はそんな没個性どもと仲良く底辺なんざ行かねー」
あ、また始まった。かつくんの語彙力が低すぎる煽り。かつくん頭はいいくせにボキャブラリーが少ないからなw
「そういや爆豪は雄英志望だったな」
あー、またモブが騒ぎ出した。かつくんなら全然雄英いけると思うけど…
大変なのは…
「そういや緑谷も雄英志望だったな」
あーあ。こりゃ大変だ。
かつくんも怒ってるしモブも更に騒いでる。
助けてやるか…
パチンっ！
『みんなして無個性、無個性って…お前ら頭ん中無個性って言葉しかないのぉ？お前らみたいな没個性より全然出久の方が使えると思うんだかどぉ？w』
みんな黙った。
いつも出久がいじめられてる時はみんなの記憶の中みて煽ってる←
「っせーな！A！てめーなんかの個性なんて戦闘じゃまったく役にたたねぇ！！クソだ！」
『はぁ？…』
運命操作使うか…
「やめて！A！使っちゃダメだよ…」
い、出久…そういえば存在忘れてた…←
そんなうるうるした目で見ないでよ…
かぁいいよぉぉぉぉ！！！
「おいデク！俺だけが合格してお前ら痛い目に合わせてやるよ！！！」
「あ、あのぉ…熱くなってるとか悪いんだが…」
なんや、先生。こちとらかつくん殺しに行こうと…
「A、雄英から推薦来てる…」
『は、はぁ？！？！？！？！』
ってことで僕…
雄英に行きます。
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作者名：九十九 琉花 | 作成日時：2017年10月12日 9時
