乾青宗は妹を取られたくなくて必死な様子です【2】

突然の提案 ページ5

女子3人で遊んだ日の帰り道



日「映画めっちゃ良かったね！また3人で観に行こ！」

エ「行こ行こ！エマね、あれ気になってる！来月公開される外国の映画のやつ」

『あ！あれでしょ？私も予告見て気になってた！』




日も沈み、歩く人も少なくなった道で楽しそうに会話するAたち




日「すっかり遅くなっちゃったね…Aちゃん大丈夫？お兄さん心配してるんじゃない？」

『さっきメールしたから大丈夫だよ！ありがとねヒナちゃん！でも私は2人の方が心配だよ』

日「ヒナは親に言ってあるから大丈夫！」

エ「エマも全然平気〜今日はマイキーも遅くなるって言ってたし」



『万次郎も今日遊んでるの？』

エ「うーん、遊んでるっていうか今日は東卍の集会があるって言ってたよ」

''集会がある''そう言い終わった後、ハッと何か思い付いた様子のエマ



エ「今からウチらも集会行ってみない？」


ニヤニヤといたずらっ子のような笑顔でAと日向に提案する





『え〜！だめだよ、これ以上2人の帰りが遅くなったら危ないし…』

日「大丈夫！タケミチ君も集会に出てるだろうし、帰り道送ってもらえれば危なくないよ」

エ「エマもマイキーと帰るだろうし大丈夫！あ、安心して！Aちゃんの護衛には10人くらい付かせるから」


そういうことじゃなくて…と少し困り顔のAに構わず腕を組んで楽しそうに歩き出すエマ

日向も今日は会える予定じゃなかった武道と急遽会えることになり少し早歩きになっている






《あ〜いつだったかもこういう感じで2人に流された気がするなぁ…》


こうなると誰も2人を止められないと知っているA



既に諦めた状態で、大人しく2人に腕を組まれ武蔵神社へと向かうことになった

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