見ちゃった。【僕のヒーローアカデミア】 (ページ2)

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1話ページ2

今日もいつもと変わらない放課後

学校に行かなくたって見える

勉強なんてしなくても

テストの答えは透けるように見える

全部

見える

BOON

見える

緑谷「あぁ～！？酷い..！」

爆豪「一線級のトップヒーローは学生時から逸話を残してる
俺はこの平凡な中学から初めて唯一の雄英進学者っつー箔をつけてェのさまぁ、完璧主義な訳よ」

爆豪「つーわけで一応、雄英受けるな、なぁ？デク」

爆豪「そんなにヒーローにつきてぇんなら効率良い方法があるぜ来世は個性が宿ると信じて屋上からのワンチャンダイブ」

放課後の教室

爆発音と共に臭う焦げた匂い

悲しむ声に憐れむ声

そっと教室に入り声を掛けた

『自分は出来ないのに？』

爆豪「うぉっ、何しに来たA」

私を見て、眉間に皺を寄せ

鋭い目付きで睨んでくる

彼は爆豪勝己君

私は彼程自尊心の高い人は見た事が無い

『いいね！それ！緑谷くんが屋上から飛び降りたら爆豪君
すっごい逸話を残せるね...』

爆豪「俺を脅してるつもりか」

『緑谷君にそんな勇気ないよ』

緑谷「ッ...」

『ヒーローを志すなら君はもっと言葉を選んだ方がいい』

爆豪「何しに来たんだよ」

『私も一応ヒーローを志す者として』

『いい個性の隠れ蓑...？じゃあね、爆豪君くれぐれも寄り道なんかしないで真っ直ぐお家に帰るんだよ』

『皆で雄英頑張ろうね』

爆豪「まさかてめぇまで」