此処から出して (ページ2)

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籠の中一話ページ2

貴方side
私は昔からずっと閉じ込められていた
私を閉じ込める意味がわからなかった
ある日私宛に出された手紙があった
私は火の玉に頼んで貨車に乗り
手紙の宛先の場所まで貨車でいつもの様に
詩や童謡を歌った
私は眠くなり、火の玉に起こされ
例の荘園に着いたらしい
私は貨車のまま荘園に入った
後ろから、

カラーン！

っと音がした私は頑張って後ろを見ると、そこには
高身長の男性がいて顔半分に禍々しいあざがあった
まるで死んだ人のように
私の顔はギリギリ見えていない
男性は私が入って居る籠を持ち上げた

范無咎side
俺は火の玉が貨車を引いていた
その荷物を持ち上げると
籠の中から白い華奢な手が俺の頬に触れた
籠の中から
｢これが体温？｣
っと疑問性で女声の人間が言った
中を見ると小柄の14辺りの女が籠に閉じ込められていた
火の玉は俺にきずいたのか
｢籠姫を返せ｣
っと
小娘は何がを取り出し読み始めた
｢あの·····下ろしてくれませんか？｣
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