4話 ページ4
貴方said
乱「────という訳で犯人は君だ」
事前に集められた容疑者の中から
推理をして犯人をじわじわと追い詰めていく
犯「…くそっ…こうなったら…!!」
僕達を睨みつけると犯行に使ったであろう
銃を向ける
高「なっ!?」
それを見ていた高木刑事達は顔色をかえる
犯「どうせ戦えないんだろう!!」
そんな犯人を冷めた目で見る僕とお兄ちゃん
貴「…お兄ちゃん」
乱「状況が状況だしいいと思うよ」
お兄ちゃんの言葉に国木田が項垂れる
そしてさりげなく国木田の後ろにいく
貴「ビビってないでとっとと撃ってみたら」
コ「え、ちょっ、お姉さん!?」
コナンくんの焦った声が聞こえる
犯「なっ…馬鹿にしやがって!!」
────パンっ
発砲音が響く
が
犯「なんで倒れない!!」
この場にいる全員なんともない
────パンっ、パンっ
続けて2発3発発砲するが誰も倒れない
────カチッ、カチッ
そして弾切れになった
貴「国木田」
国「はぁ…分かっている」
素早く犯人に向かって走る国木田
国「はぁっ!!」
犯「ぐっ」
鳩尾に思いっきり拳をねじ込まれる
国「おい」
高木刑事に声をかける国木田
高「あ……か、確保!!」
しばらくフリーズしていたが我に返ると
急いで犯人に手錠をかける
目「…一体何が」
貴「発砲したけど状況だけに仕方ないよね」
僕の言葉にみんな目を白黒させる
コ「お、お姉さん何したの?」
貴「ふっふっふ、相打ちだよ」
コ「相打ち?」
貴「うん、僕は物理演算が得意だから
犯人に合わせて銃を撃ったんだ」
得意げな顔をしてコナンくんに笑いかける
が、
貴「痛っ!」
後ろを見ると理想と書かれた手帳を持った
国木田が僕を見下ろしていた
国「お前のせいで俺の予定がめちゃくちゃだ」
貴「まぁまぁ、いいじゃないか
みんな無事だったんだし、ね?」
なだめるよう言うとさらに怒った
国「もっと他に方法があっただろう!
大体このことで報告書を書くのは俺なんだぞ」
え?そんなの…
貴「知ってるに決まってるじゃないか
それに僕の座右の銘は」
乱/貴「『僕が良ければすべてよし!』
だからね」
そう言うとお兄ちゃんと2人で笑う
国木田は疲れた顔をしている
貴「あ、そうそう僕ここに引っ越すから」
国「……は?」
567人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月4日 0時) (レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
詞音 - とても面白いのでこれからも頑張ってください!次の章、楽しみに待ってます!フレーフレー\(´∀`)/ガンバーレ (2018年4月8日 16時) (レス) id: 6b5092fe94 (このIDを非表示/違反報告)
Chris(プロフ) - 面白いし読んでて楽しいです。ですが乱歩さんは孤児院出身ではなく、両親に大切に育てられています。それだけ凄く気になりました。 (2018年3月29日 22時) (レス) id: 5e5a884fbc (このIDを非表示/違反報告)
28cm(プロフ) - アレキサンドライトで不覚ながら吹きましたwww「僕の瞳はアレキサンドラ((殴 (2018年3月5日 5時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 15話の夢主のセリフで家に読んでねは呼んでねではないでしょうか?間違ってたらすいません (2018年3月1日 21時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オフトゥン | 作成日時:2018年2月25日 23時