12話 ページ12
予想はしてたけど
やっぱりコナンくんもセットだ
貴「二人とも今日はよろしく」
気配を消して後ろから声をかけると
2人は肩をビクリとゆらした
…ちょっと面白いかも
コ「っ!!…驚かさないでよ」
コナンくんに恨みがましそうに見られる
沖「じゃあ行きましょうか」
沖矢は何もなかったように歩き出す
連れてこられた場所は駐車場だった
貴「免許持ってるんだ?」
沖「えぇ、何かと便利ですからね」
コ「Aさんは持ってないの?」
貴「車は乗らないから持ってない」
貴「車は小回りが効かないから
追跡するのに向かないんだ」
コ「ふーん」
興味をなくしたように言うコナンくん
ちょっとお兄ちゃんに似てるな…
────ガチャ
沖「どうぞ」
開けてもらったのに断るわけにはいかない
というわけで助手席に座ることになりました
20分ほど走ったところで車は止まった
店に着いたようだ
ショーウィンドウには華やかなデザインのドレスや、シックなデザインのドレスがあった
────ガチャ
店内は明るくて綺麗だ
店員「いらっしゃいませ
本日はどのようなものをお探しでしょうか」
貴「僕に似合うドレス見立てて
でも、あまり華美なのは好きじゃないから」
店員にそれだけ伝えると店内をまわる
アクセサリーを見ているとひとつのものに
目を奪われた
それは美しいアレキサンドライトの
ネックレスだった
貴「綺麗…」
思わずネックレスに見入ってしまった
店員「こちらなどお客様にとてもお似合いだと思いますよ」
店員の声にハッとして振り向くと
左側に深いスリットの入った
黒いチャイナドレスがあった
よく見るといたるところに細かい刺繍が
施されておりとても綺麗だった
貴「試着していい?」
店員「もちろんでございます」
試着室に入って試着をする
サイズも丁度良く我ながらよく似合っている
貴「どう?結構似合ってるんじゃない?」
カーテンを開けながら聞く
僕を見た途端2人は目を見開いた
そう、沖矢もだ
・
・
・
沖「……とてもお似合いです」
コ「う、うん!似合ってるよAさん」
たっぷり10秒経った後に言われた
フォローとか余計虚しくなるだけだからやめて
2人はその後も目をそらす
……そんなに似合ってないかな?
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月4日 0時) (レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
詞音 - とても面白いのでこれからも頑張ってください!次の章、楽しみに待ってます!フレーフレー\(´∀`)/ガンバーレ (2018年4月8日 16時) (レス) id: 6b5092fe94 (このIDを非表示/違反報告)
Chris(プロフ) - 面白いし読んでて楽しいです。ですが乱歩さんは孤児院出身ではなく、両親に大切に育てられています。それだけ凄く気になりました。 (2018年3月29日 22時) (レス) id: 5e5a884fbc (このIDを非表示/違反報告)
28cm(プロフ) - アレキサンドライトで不覚ながら吹きましたwww「僕の瞳はアレキサンドラ((殴 (2018年3月5日 5時) (レス) id: 0d354a01d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 15話の夢主のセリフで家に読んでねは呼んでねではないでしょうか?間違ってたらすいません (2018年3月1日 21時) (レス) id: e15058c5ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オフトゥン | 作成日時:2018年2月25日 23時