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猫じゃらし片手に、そわそわしちゃって落ち着かない。
微かに聴こえてくるシャワーの音に変な気分になってくる。
なってきてたのに…Aと来たら………
あ「渉くん、わっくん遊んでくれてありがとう」
濡れたままの髪をタオルで拭きながらリビングに戻ってきたAの姿を見て、俺は思考停止。
嘘でしょ？
いや、勝手な想像だったり今までの彼女がそうだったりしてたからなんだけど、風呂上がりや部屋着って、なんかこうふわふわしてたりモコモコしてたりするようなもんじゃないの？
ショートパンツみたいなの履いちゃったりしてさ、生足スラーｯみたいな。
渉「おまえ、それまだ着てんの？」
あ「え？うん」
渉「まじで？」
あ「物持ちいいでしょう♪」
渉「…びっくりだわ」
あ「なによ、いいでしょ？動きやすいし、作業しやすいんだもん」
渉「だからって…」
なんで高校ん時のジャージ？
渉「色気ねぇな…」
ぼそっと呟いたつもりだったけど、しっかり聞こえてたみたいで頭を叩かれた。
あ「ばか。人の気も知らないで…」
ぶつぶつ言ってるAの声も、しっかり俺に聞こえていた。
渉「何？どういうこと？」
あ「なんでもない」
渉「気になるんですけど」
あ「こっちの話だから気にしなくていいよ」
明らかになんかあんだろって様子でいるから、飲み物を用意してくれてる後ろ姿を抱え込んだ。
渉「言ってみ？」
あ「だからなんでもないって」
渉「何かありますって顔に書いてあるし」
あ「はぁ…」
渉「ちょっと、溜息とか酷くない？」
そう言うと、くるっと向きを変えて俺に向き合いそのままギュッて抱き着いてきた。
渉「何？」
あ「私だって可愛い部屋着くらい持ってる」
渉「じゃあなんで着ないの？」
あ「…シャワー浴びて、可愛い部屋着で出てくるなんて恥ずかしすぎる」
渉「は？」
あ「普段通りでいれば緊張しないでいられるかなって思ったの！」
渉「…なにそれwなんか想像でもしてたわけ？」
あ「ｯ…し、知らないｯ！髪乾かしてくる！」
逃げようとするAを捕まえて顔を覗き込む。
渉「俺、ちょっとそわそわして期待してたんだけど？」
あ「な、なにを…？」
渉「Aの風呂上がりってどんなかなぁって。まさかのジャージにまんまと萎えました」
あ「…離して」
渉「やだ」
優しくAの口を塞いだ。
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みなみ(プロフ) - ユカ子さん» コメント、ご指摘ありがとうございます。私個人としては「w」で統一してるので、今のところ変えるつもりはありません。ご理解頂けると嬉しいです。今後の参考にさせて頂きます。 (2015年11月28日 16時) (
レス) id: ea6eeab55c (このIDを非表示/違反報告)
ユカ子(プロフ) - wより(笑)のほうがいいと思います。 (2015年11月28日 16時) (レス) id: 974d9893bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2015年11月11日 17時
