またね! ページ16
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リビングに差す光が暗くなってきた。
気付けば、Aが帰って来てから数時間が経っていた。
「……おや、お喋りに夢中で気付きませんでしたが、もう大分日が傾いていますね。」
寂雷さんがふと、窓の方を見て言った。
確かに、まだ春とはいえかなり暗くなっている。
一郎さんはお家の人が心配してるかも……
そう思って私は、一郎さんに声を掛けた。
「一郎さんはそろそろ帰らないと、お家の方が心配してるんじゃ……?」
「あっと……そっすね。じゃあ今日はもう帰らせてもらいます。」
そう言って、一郎さんは身支度を整えて挨拶をして帰って行った。
「それなら私達もお暇させていただきますよ。」
ほら、乱数くん帰りますよ。と、寂雷さんは立ち上がり乱数君の側へ移動した。
「え〜!ボクまだ遊びたい〜!」
「駄目ですよ。左馬刻君達に迷惑が掛かってしまうでしょう。」
寂雷さんは帰りたくないと駄々をこねる乱数君を掴み「それでは、お邪魔しました。」と涼しい笑顔をして家を出ていった。
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雪乃(プロフ) - 完結。これで終わりなんですか❓続き見たいです。 (9月21日 1時) (レス) @page16 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢華-yumeka- | 作成日時:2019年2月18日 18時