J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part22 (ページ41)

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淳太「あのさぁ…」

母「ん？」

淳太「…どうしてアイツの結婚許してくれたん？」

母「理由なんかないわよ。あの子が幸せそうな顔をしていたのよ。彼が来た時」

淳太「けど…」

母「会社の事はいいの。ゆうたが居るから。…じゅんも早くいい人見つけなさい」

淳太「…今は仕事が恋人やわ…」

母「ふふっwそうね？…あ、」

淳太「え？」

母「Aに指輪の事聞いちゃダメよ？」

崇裕「どうしてですか？」

母「何でも。彼に聞くのもなしよ」

淳太「まぁ…分かった…」

母「うん。じゃあ…ディナーになったら呼びに来させるわ」

淳太「うん」

Aの部屋

母「A～」

「ビックリしたぁ…急に開けんといてよ」

母「ごめんねw」

「何？」

母「ディナーの事で」

「うん」

母「たまには大勢での食事も悪くないわね、って事で、メンバーも一緒にどう？」

「あー…ええんちゃう？ね？」

龍太「Aたちがいいなら…」

母「遠慮しないで？」

龍太「すいません…」

母「早く慣れてほしいの」

龍太「はい」

「はよ出てって？」

母「ふふwごめんね～？じゃあ…ラブラブなとこ邪魔してごめんなさいね？w」

母は出てった

「もうっ…！」

龍太「こっちが恥ずかしいわ…」

「ホンマやわぁ…」

リビング

父「どうや？」

母「皆さん了承してくれたわ」

父「そうか。よかった」

母「そうね」

執事「旦那様」

父「どうした」

執事「お嬢様の持病の事で…」

母「あら」

執事「喘息が、前の時よりも酷くなっていたらしいのです」

母「知らなかったわ…」

父「誰から？」

執事「大奥様から…」

母「お祖母様？どうして？」

執事「龍太様からお聞きになったと…」

父「なるほど…」

執事「知っていることだと思っていたので、驚いていらっしゃったと…」

母「お医者様に来てもらってちょうだい？」

執事「かしこまりました」

父「…ふぅ…どこまでも心配な奴や」

母「そうね」

～夜～

「あ、崇裕さん達や」

崇裕「あれ？着替えた？」

「あー…さっきお風呂入ったんよね。時間があったから。だから…パジャマ？的な」

崇裕「あぁー…」

執事「お嬢様」

「ん？」

執事「旦那様がお呼びです」

「え？今からご飯…」

執事「すぐ終わるそうです」

「…はぁい…先行ってて？」

崇裕「おん…」

照史「どうしたん？」

龍太「多分…喘息の事やろ」

照史「え？」