J事務所の紅一点は強火室担で室龍太の彼女です Part21 (ページ33)

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「貰って気分がいいやつなら何でもいい」

龍太「それが一番困るんやけど…」

「龍太から貰えるなら何でもいいよ」

龍太「もう…」

「ホンマに何でもいいの。無理しない程度でなら」

龍太「…カッコつけさせてや…」

「ふふw結婚指輪はまだいいよ。…婚約指輪は欲しいな」

龍太「…うん」

「ブランドは何でもいいからさ」

龍太「うん。分かった」

「んっ」

Aは龍太に抱き着いた

「…幸せやで」

龍太「…俺も」

「ふふwうちね、これからしばらくオフないから…この日しか一日オフがなくてさ…」

龍太「ゆっくりしたかったんちゃうの？」

「んーん。一緒に居りたかった」

龍太「…そう」

「うん」

ー数日後ー

「お兄」

淳太「んー？」

「どこ行くん？てかうちも？」

淳太「仕事や。お前のマネージャーが言うたんや。連れてけって」

「ふぅ～ん…うちあの人と反り合わへんわ」

淳太「しゃーないやろ。…日向が帰ってくるまで待てや」

「だってぇ…」

淳太「文句言わんの」

「はぁい…」

テレビ局

「うち楽屋で待ってればいい？」

淳太「うん。1～2時間くらい」

「分かった。行ってらっしゃい」

淳太「おん」

スタジオ

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

淳太「どうしたんですか？」

高橋「あぁ…中間くん。共演者の人が来てへんねん」

淳太「えっ？」

高橋「もうすぐ収録始まるし…代役立てるのも…すぐには無理やろし…と思って…」

淳太「…うちの妹使います？」

高橋「えっ？Aちゃん来てんの？」

淳太「この後仕事一緒なんで…連れて来てるんですよ」

ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ

「お兄～」

淳太「何？」

「アクセ外しといたら？」

淳太「あぁ…持っといて」

「おいっす」

有田「あれ？Aちゃん」

「あ、ご無沙汰してます～。今日は付き添いなんで楽屋に戻りますね」

高橋「なぁ出えへん？」

「へっ？」

上田「共演者の方が来てないんだよ」

「え…どうしよう…どうすればいい…？」

淳太「どうすれば…って自分で決めや。出るなら出る。出ないなら出ない」

「えぇ…仕事…間に合う…よね？」

淳太「うん」

「なら…」

上田「よかったぁ…急にごめんね」

「いえいえ…でもどっちに行けば…」

有田「具志堅さんが…体調悪くて…」

「あら…」

有田「それで…高橋とえなりくんの間…」

「あ…分かりました。お兄どっち？」

淳太「敵チーム」

「うっ…」