強火室担の紅一点は黄侍の妹 Part11 (ページ1)

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「ホンマ…意味分からん…」

Aは外をドボドボ歩いてた

「…何でなん………はぁ…」

？？「…どした」

「…村さん…」

信五「おっす。…淳太から聞いた」

「…そうですか」

信五「あぁ。…俺らはもう何も言わんよ」

「…そっちの方が有難いです」

信五「そか。…んで、どうした？」

「何で関西って露出が少ないんでしょうね…頑張ってるのに…スポットが当たらないのは何故ですか…？」

信五「そやな…」

「関西と東京で…差別ですか…？」

信五「…俺らの時代も辛かった。もちろん…お嬢たちの時もそうやと思う。これは昔から変わらん事や。…お嬢の気持ちはな？痛い程分かるけど…仕方ない事やと思うねん」

「…っ…」

信五「…お嬢、関西Jr.に戻るんやろ？」

「…はい…」

信五「だったらお嬢が関西Jr.の露出を増やせばええねん。昔から辛い思いして来たと思うで？…俺ら関ジャニは一番近くで見てきた。成長しとるのもな？…お嬢には色んな思いがあると思うで？けどな？事務所の方針は変えられへんねん。それは分かってるやろ？」

「…はい…」

信五「大丈夫。お嬢は成長してる。もちろん関西Jr.もな」

「…はいっ…」

信五「昔から頑張ってたもんな」

「…はい……何でなんすか…うちより…実力ある人はたくさん居るのに…何で…デビュー出来ないんすか…」

信五「…お嬢…」

「スカウトで入ったうちよりも実力ある人はたくさん居るのに…何で関西は…」

信五「難しいな。複雑やねんな？」

「…はい…ｸﾞｽｯ…」

信五「悔しいな」

「…はい……うちは…関西Jr.を広めるまで…グループには戻りません」

信五「…ホンマにええんか？」

「…はい……メンバーには誰にも言わないでください」

信五「…お嬢が決めたなら何も言わんよ」

「…はい」

信五「飯食った？」

「…少し」

信五「んなら付き合ってや」

「…はい」

食事処

信五「酒飲むか？」

「…ヤケ酒します」

信五「ははwそうか」

「はい。日頃の鬱憤を晴らします」

信五「そーしぃや」

「はい」

～数時間後～

「むらしゃーん…かんさいじゅにあだーすきなんしゅよねー…」

信五「ほーかほーか」

「でもねー…ほんまにしゅきなひとがおってなー…ひとがしゅきになられへんのぉ…」

信五「龍太ちゃうんか？」

「ちゃいましゅよぉー…りゅーたもしゅきでしゅけどねー…んふふw」

信五「誰なん？」