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最悪の偶然 ページ10

ーA目線ー


あれから数日後。









僕や中也、首領や姐さんに芥川...計50名くらいだろうか。









そこそこの人数で、予定通り花見は決行した__









のは良かったのだが。









「...おや、これは最悪の偶然だ。









___君達もお花見に?









探偵社諸君。」









...如何してか、そこには探偵社が居たのだ。

こんな酷い偶然があるだろうか。









「何故貴様らが此処にッ....!!」









国木田..だったか、探偵社の苦労人の彼を筆頭に








探偵社が武器を構えたのを確認すると、こちらも









各々が銃などを構える。









芥川と中也に関しては、人虎..基中島敦と太宰君を


見つけるなり強烈な殺気を放っている。









「芥川ッ...!!」









「...貴様が何故此処にいる、人虎!!」









「おやおや...誰かと思えば"小"也じゃないか」









「誰が小也だ糞鯖!!」









ぎゃあぎゃあと一気に騒がしくなる。









「樋口、これ持っててくれ」









そう言ってお弁当を渡すと、中也と芥川の首根っこ

を掴んで自分の方へと寄せた。









「悪いね、楽しい空気を壊してしまって。

騒がしくなると思うが...すまない、隣に失礼

しても?」









「ハァ!?手前A何ッで此奴らの横なんか」









「...僕も同意見です、何故此奴らの横に?」









「其処の桜が一番綺麗だからさ。

首領、構いませんか?...嗚呼それと、探偵社の社長

さんも」









そう言って二人を見つめると、









「私は構わないよ。君は?」









「.....構わん、だが社員に手を出すのは許さん」

と言って頷いた。









..芥川は落ち着いたものの、中也はまだ文句を言って

居た。









「...そんな暴れて良いのかい?

折角の花見だ、酒は好きにさせようと思っていた

のだが...」









そう言うとビクと身体を揺らし、大人しくなった

彼の首を離した。









ニヤニヤとしている太宰君に微笑むと背を向け、

敷物を引くのを手伝いに向かった。

分からない→←首領室にて



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ししゃも(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!更新待ってます! (2022年8月1日 18時) (レス) @page28 id: 4d9c9f1a17 (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - こちら新しいアカウントです。よろしくお願いします。 (2018年2月28日 21時) (レス) id: 3cbc0a3d50 (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - 詩猫さん» コメントありがとうございます! が、頑張って更新します....!!!!! (2017年12月22日 19時) (レス) id: 94cd103a57 (このIDを非表示/違反報告)
詩猫 - 面白いです!続きが気になってうずうずしてます笑。 (2017年12月22日 19時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
科学(プロフ) - るきさん» わわ、ありがとうございます...!!頑張ります! (2017年8月22日 0時) (レス) id: 94cd103a57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:科学 | 作成日時:2017年3月14日 17時

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