[文スト]素敵帽子と交際中[中原中也]

片付け ページ21

ーA目線ー



「(__こりゃ、中也に怒られるなあ)」









最早既にボロボロで傷だらけになったリビング、








ソファーも最早原型をとどめておらず、今は









後ろに隠れるくらいしか出来なくなってしまった。









そして何より、砕け散った酒瓶の数々。









「(あれもこれもそれも...結構高かったんだが..




...買い直せば許してくれるだろうか)」









そんなことを考えながらも、手は止めない。









一応これでもあのマフィアの幹部。









..このくらいは出来る。









「..ほう、意外とやるんだなあ。 非異能力者の一人や





二人、楽なものだと思っていたが」









「あまり舐めないで欲しい。




これでもこちらの世界に入ったのは十の時。




..十二年もあればこのくらいはね」








そう言って頭かはわからないが、周りに指示を出す

男と話しながらも周りの者を片付けていく。









「情報は間違っていなかったか。




..確か、首領..森鴎外直々の"熱烈すぎる"スカウトが




きっかけだったか？」









「嗚呼、少し熱すぎて恐怖すら感じたけどね」









そういい、今この場にいる者をあの男以外全てを



片付け終わる。









「お見事。...流石に舐め切ってたか。」








「さて、後は君だけだけど..」









「まあまあ、そんな本心見え見えの作り笑顔で







銃口向けられてもいくら相手がパッと見美少女でも







オジサン嬉しかないぜ？」









そういい、割れていない酒瓶を拾い蓋を開けると









奴は其れを飲み始めた。









「それは彼の酒だ。..勝手に飲まないで貰おうか」









そういい、奴に向けて銃弾を放つも軽く避けられる。









「まあまあ...そうだ、少し自己紹介しよう。






...まあ顔ぐらいは見たことはあるだろうが」









そういうと奴はにんまり笑うと口を開き始めた。

彼の顔が→←襲撃

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