トリセツ六十八 ページ23
夢主side
清水「Aちゃん！Aちゃん起きて」
「うぅ〜…」
潔子ちゃんの声が聞こえる。いつもなら一人で起きられるのだが、死ぬほど眠い。
適当に返事してからまた布団にもぐろうとしたら、かおりちゃんに取られた。
「やぁぁ…」
雀田「もー起きなさいー！」
かおりちゃんと布団の取り合いをしてると、あっちの方から皆の話し声が聞こえてきた。
谷地「Aさん、いっつも早起きなのに…」
白福「A、あれから帰って来るの遅かったもんね。私たち先に寝ちゃったし」
宮ノ下「ふふ、なーに話してたんだかねぇ」
白福「起きたら事情聴取だねぇ」
谷地「はわぁぁ、気になります…！」
そんな話が聞こえてくるが、睡魔と戦ってるから内容が頭に入ってこない。
清水「ほらAちゃん、顔洗いに行こう」
「はぁ〜…い…」
雀田「寝るなっ！潔子ちゃん、Aちゃん連れてってちょうだい。布団は片付けておくから」
清水「わかった。はい、立って」
「んー…」
潔子ちゃんに無理矢理立たされる。目を擦って2人で廊下に出た。
「眠いぃ」
清水「黒尾と何話してたの？」
「んん…別に…」
清水「皆気にしてたよ」
「大丈夫…仲が深まっただけ」
清水「！…余計気になる」
「へへへ…」
昨晩のことを思い出して笑いが込み上げてきた。鉄郎ともっともっと仲良くなったもんね。
私を見て、潔子ちゃんも笑う。
顔を洗ってから、2人で部屋に戻ろうとすると、
清水「…あっ、影山おはよう」
影山「あ、はよッス」
「！」
影山！？
潔子ちゃんの言葉を聞いて、眠かった目がパッと冴えた。目の前には寝癖のついたジャージ姿の影山飛雄がいた。
清水「早いね」
影山「ランニングしてたんで。…その人」
清水「あぁ、音駒2年の孤爪Aちゃん」
影山「…！あの孤爪さんですか！？」
影山が目を丸くして私を見てきた。
私のチーム知ってるのか。まぁ、テレビとかよく出るし、雑誌とかにも載るから、バレー好きな人とかは知ってるのか。
「影山飛雄だよね。翔陽から話は聞いてる。随分と面白い速攻を練習してるじゃない」
影山「！」
「打点付近でボールの勢いを殺すだなんて、凄いね。天才だと思う」
影山「…あざっす」
警戒してるのかな。ちょっと睨みをきかせてお礼を言った。元から目つき悪いから余計に怖いなぁ。翔陽の言ってた通りだ。
私はふっと笑って、影山に近づいた。
「影山飛雄、一つアドバイスあげようか」
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Kyaaaa(プロフ) - みかんさん» こちらこそありがとうございます！笑これからもよろしくお願いします！ (2020年1月3日 20時) (
レス) id: 6ff64ceebb (このIDを非表示/違反報告)
みかん - すごく面白かったです！！ありがとうございます笑 (2020年1月2日 18時) (レス) id: fd8c51e0ba (このIDを非表示/違反報告)
Kyaaaa(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» ありがとうございます( ´艸｀)コメントすっごい嬉しいです！これからも頑張って書きますね(^з^)-☆Chu!! (2019年3月6日 23時) (レス) id: 245f281267 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - いやツッキー可愛いなおい。第3体育館組の絡み本当好き…ぼっくんかっこよき…更新頑張ってください！ (2019年3月6日 21時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kyaaaa | 作成日時：2019年3月5日 12時
