トリセツ六十二 ページ17
夢主side
黒尾「リエーフ！トス見てから跳べってAに言われただろ！リードブロック！！」
灰羽「は、はいっす！！」
…何回リードブロック教えれば理解するのかしら、リエーフは。
思わず呆れてため息をついた。でも、鉄郎はリエーフをしっかりカバーしてボールを拾った。相手のチャンスボールだけどね。
日向「おぉっ！！すっげぇ、拾った！！」
「蛍！ブロック横跳びしないでちゃんと止まって上に跳びな！！」
月島「！」
翔陽のスパイク。蛍は私のいうこと聞いて、しっかり止まってから真っ直ぐ上に跳んだ。
そして見事にドシャット決めた。まぁ、蛍なら普通の164�僖好僖ぅ�なら余裕だろうけど…
翔陽にはこういう人達を欺けるほどのスパイク技術が必要みたい。…敵だけど、考えておくか。
ドシャットかまして嫌なドヤ顔をする蛍と、それに噛みつく翔陽。…蛍って意外と子供っぽいとこあるんだなぁ…
そんな事を考えてると、ふと、ドアの方から声がした。
白福「あの〜」
「「「「「「！」」」」」」
「あ、雪絵」
白福「やっほー」
ドアの向こうに立って、ひらひらと手を振る雪絵。後ろにはかおりちゃんもいる。いつの間に…
雪絵は食堂の方を指差して、
白福「そろそろ切り上げないと−、食堂閉まって、晩ご飯お預け…ですよ？」
それを聞いて、一気に慌て出す皆。バタバタと片付けをしだした。
ふと、翔陽の方を見ると「えっ！？もう終わっちゃうの！？」って顔をしてた。可愛い。
「翔陽」
日向「！」
「また明日…ね？」
日向「！！オッス！！」
一気に笑顔になる翔陽の頭をよしよしと撫でてから、今度は蛍のところに行った。
「いい？蛍。間に合う時は、極力、ブロック横跳び禁止だからね」
月島「分かりました」
「よし、いい子」
月島「やめてください」
頭を撫でようとしたら、するりと抜けられた。恥ずかしがりやなんだから。
「翔陽、早く行こう」
日向「え？あっ、そっか！俺の半分あげるっつったもんな！」
「ん」
赤葦「とうとう他校の後輩の飯もたかり始めたのか？」
「違う。人聞きの悪いこと言わないでよ」
月島「今日の試合で問題起こして、ご飯抜きにされたんですって」
しゃしゃり出てきた蛍の言葉を聞いて、京治が苦笑いする。
赤葦「どーでもいいけど、黒尾さんがネット仕舞いに行ってる間に行った方がいいよ」
「ん、そーね。行こう翔陽」
日向「お、おう！」
私は翔陽の手を取って、体育館を出た。
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Kyaaaa(プロフ) - みかんさん» こちらこそありがとうございます！笑これからもよろしくお願いします！ (2020年1月3日 20時) (
レス) id: 6ff64ceebb (このIDを非表示/違反報告)
みかん - すごく面白かったです！！ありがとうございます笑 (2020年1月2日 18時) (レス) id: fd8c51e0ba (このIDを非表示/違反報告)
Kyaaaa(プロフ) - 夜月─《 *無人* 》☆さん» ありがとうございます( ´艸｀)コメントすっごい嬉しいです！これからも頑張って書きますね(^з^)-☆Chu!! (2019年3月6日 23時) (レス) id: 245f281267 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - いやツッキー可愛いなおい。第3体育館組の絡み本当好き…ぼっくんかっこよき…更新頑張ってください！ (2019年3月6日 21時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kyaaaa | 作成日時：2019年3月5日 12時
