孤爪姉のトリセツ【黒尾鉄郎】 (ページ31)

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トリセツ二十九ページ31

夢主side

お風呂からあがって、部屋に行くと他の学校のマネージャー達が楽しそうに布団を敷いている途中だった。

清水「あっ、Aちゃん」

「潔子ちゃん、久しぶり」

頭上で髪を纏めてる潔子ちゃんがいた。その隣には小さい女の子。

「だれ？」

？？「は、はひっ！？」

顔を近づけて聞くと、女の子はビクッと肩を震わせた。

「烏野の子？」

清水「あーうん。1年生の…」

谷地「や、やや、谷地仁花です！」

凄い緊張してる……

「私、音駒の孤爪A」

谷地「よ、宜しくお願いします！て、いうか宜しくしていいのでしょうか…こんな美人と宜しくしたら殺されるんじゃ…！！」

「大丈夫。仁花ちゃんは女の子だから」

私が冷静に対処すると周りがクスクスと笑った。

雀田「確かに」

白福「まぁでも男子と話してても殺しはしないよね」

雀田「ショックで死ぬだけだよね」

「まーね」

清水「黒尾？」

「ん」

谷地「か、彼氏さんですか！？黒尾さんってまさか音駒の主将の！？」

「…ん」

キラキラと目を輝かせる仁花ちゃん。
すると潔子ちゃんが私の肩に手を置いてニヤッと笑う。

清水「じゃあ詳しいことは座って聞こうか」

「え」

雀田「そーね」

白福「楽しみ～」

「ええぇ」

ずるずると引っ張られて、夜中まで全部搾られた。