トリセツ二十七 ページ29
夢主side
雀田「おー、いらっしゃいAちゃん！」
「！かおりちゃん、久しぶり」
ご飯を食べ終わり、お風呂に向かうとそこにいたのは梟谷のマネ達だった。
2人とも、今までの合宿で仲良くなった3年生マネージャーだ。
2人で仲良く湯船に浸かってる。
私がその前でシャワーをあびてると後ろからバカにしたような声が聞こえた。
白福「いぇーい全教科あかてーん」
「えっへん」
白福「ありゃ〜、威張られたら何も言えないわぁ」
「っふふ、いぇーい」
雀田「仲良いいねぇ」
2人でふざけてるとかおりちゃんが笑う。
私と雪絵は一番の仲良しなのだ。
こうして呼び捨てて呼び合うし、会えば必ずふざけ合う。そして何より、
白福「A…今日の晩御飯……
白飯何杯食べましたか」
真面目顔で湯船から聞いてくる雪絵。
「ふっふっふ…
聞いて驚くな…
5杯！」
白福「はぅっ！？」
ドヤ顔で勢いよく振り返ると、大袈裟にショックを受ける雪絵。
これは今回は……私の勝ちかな。
「さぁ雪絵…何杯だ」
白福「くっ…
ふっふっふ……
なんてね」
「っ！！」
ま、まさか……！
雪絵はバシャァアと勢いよく立ち上がり、体を逸らしながら左の手のひらと右手は人差し指を見せ付けた。
白福「6杯だぁぁぁあっ」
「あぁぁああっ」
ズシャァアとタイルの床に膝をつく。
ま、負けた……
雀田「おぉ、これでAの56勝54敗60引き分けだねー」
白福「ふふふ、私に勝つなんて100年早いわぁ」
目の前には女王様のように手を口に当て、地に足をつく私を見下してくる雪絵の姿が。
「く、悔しいぃ…」
白福「ふふふっ、ほらぁ見てよかおり〜、
あの憎ききょにゅーも悔しそうに垂れ下がってるわぁ」
雀田「そりゃあね、重力だもん」
それを聞いて、私は立ち上がって見せ付けるように胸を張ってニタリと笑った。
「ひんにゅーー」
白福「なっ！ひんにゅーじゃありませーーん！Cカップですぅぅ」
「Fカップでーーーす！」
白福「うぐ…む、胸なんてデカけりゃいいってもんじゃないわよぉ？今どきの男子はひんにゅー好きっていうしー？」
「えっ！？」
驚く私を横目で見ながら雪絵がニヤッと笑う。
白福「愛しの『鉄郎』くんもきっと…ねぇ？」
「って、鉄郎は違うもん！部屋のエ○本だってA○だって全b((雀田「はいはい、彼氏のそーゆー話は大丈夫でーす。のぼせる前にあがろうねぇ」
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作者名：Kyaaaa | 作成日時：2019年2月17日 14時
