トリセツ二十六 ページ28
夢主side
5人でおしゃべりしながら食堂に向かい、鉄郎がドアを開けると、おっと声をあげた。
「何？」
黒尾「意外に人がいて驚いた」
木兎「おーホントだ！」
私も後に続いて中に入って見ると、確かに人がぱらぱらと居た。
「しかもほとんど烏野なのね」
赤葦「確かに」
とりあえずご飯を食べようと光太郎と京治とご飯を取りに行った。
鉄郎は烏野の主将と話してるから置いてきた。
お盆を机に置くと、聞き覚えのある声が。
日向「あっ！おーいA！」
この声は、
「！翔陽っ」
日向「おわぁっ！？」
私の翔陽…！
近くに寄ってきた翔陽をギュッと抱き締める。
「「「！！？」」」
日向「Aっはな、離し、離してっ…！！」
私の胸の中で真っ赤になってる翔陽。
あ、苦しいのね。
私はパッと手を離し、翔陽のほっぺを両手で撫でた。
森然「お、おい…烏野の10番、あの超クールビューティーの孤爪ちゃんに抱き締められてんぞ」
生川「う、羨ましい…！」
梟谷「俺、あのデカい胸に抱かれたら死んでもいい…」
「翔陽、さっき少しだけ自主練してるとこ見たんだけど、やっぱり凄い速攻ね」
日向「ホント！？そーかなぁ、へへへ…」
「ん、凄い瞬発力にジャンプ力、スタミナもたくさんあってホントに凄いわ」
日向「そっそんなに言われると照れるなぁ」
すごく嬉しそうな顔をする翔陽。
その後ろが少しうるさい。
「どーしたのかな」
日向「さ、さぁ」
すると横から京治が口を挟む。
赤葦「なんか黒尾さんが死んだみたい」
「また？なんで」
赤葦「またって何。そんな頻繁に死んでんの黒尾さん。
なんでって、日向に抱きついたからじゃないの？」
え？そんなんで死ぬの？
後ろを見ると確かに死んでる。
光太郎が「黒尾ぉぉ死ぬなぁぁぁ」って言って介抱してる。
赤葦「なんでそんなに仲良いの？烏野の変人の片割れと」
「練習試合で知り合ったの。それで凄い速攻の凄い子だなって一目惚れして、連絡先交換して仲良くなった」
日向「研磨とも交換したんです！」
赤葦「へぇ。お前バレーバカだもんね、こういう奴に惚れやすいよね」
「まぁね」
赤葦「でも一番好きなのは？」
「？鉄郎」
すると後ろがまた騒がしくなった。
赤葦「あ、生き返りましたね」
「え、そうなの？」
木兎「あかーしナイス！！」
「？？」
日向「？？」
赤葦「天然コンビ同士仲良くなりそうだね、2人」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Kyaaaa | 作成日時：2019年2月17日 14時
