64_過去編_ ページ3
俺が向かったのはもちろんあるふぁのところだ。
貴「あるふぁ!」
あ「え…?何でここにいるの?」
貴「あれは一体どういう事だ…?」
あ「そうやってAも私を悪者にするでしょ!?」
貴「違う!俺はただ何があった?しか聞いてねぇし悪者扱いなどしてねぇ。だから真実を教えろ。」
あ「う、うん。私昨日ね、部活帰りに帰ろうとしたら姫羅に呼ばれてさ、何?て言ったら急に私の大事なストラップを壊してきたの。それで私怒っちゃってつい…殴ったのは嘘じゃないよ。」
貴「そのストラップって?」
あ「私の大好きだったおばあちゃんの唯一の形見だったんだ。それで……うぅ……ごめん、泣いちゃダメって分かってるのにさ…。」
貴「それは姫羅が全部仕組んでたって訳か。」
あ「多分…そういうことになるね。」
貴「司は信じ込んでしまってんな、みんなも信じかけてるし。学年、いや学校全体に広まるかもな。」
あ「それはどうにか…、嫌だし…。」
貴「俺は演じるな、あっち側で。それでどうにか食い止めるわ。」
あ「う、うん。」
貴「俺は一旦教室へ戻る。あるふぁは落ち着いたら来い。」
あ「わ、分かった。」
貴「ただし、ぜってぇに忘れんなよ。」
あ「?」
貴「俺はいつだってあるふぁの仲間ってことをさ。」
あ「うん!」
俺はあるふぁの目の前から姿を消し教室へと向かった
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らが(プロフ) - 柊さん» ありがとうございます(´;ω;`)頑張ります! (2018年4月27日 21時) (レス) id: 3b6bc58a6b (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 前作から面白く見てます!とっっても大好きです!!!更新頑張ってください!!!!!! (2018年4月27日 13時) (レス) id: ba396b5112 (このIDを非表示/違反報告)
らが(プロフ) - 星屋さん» 発狂(笑)更新頑張ります! (2018年4月8日 19時) (レス) id: 3b6bc58a6b (このIDを非表示/違反報告)
星屋 - この小説凄い好きです。更新されてると嬉しくて発狂してます。これからも更新頑張ってください!応援してます (2018年4月8日 18時) (レス) id: 38d8f1e6d9 (このIDを非表示/違反報告)
らが(プロフ) - ゆふわさん» ありがとーw(( o(`・ω・ ´)o ))頑張る (2018年3月11日 11時) (レス) id: 3b6bc58a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らが | 作成日時:2018年3月9日 20時