心配してる ページ31
クラスで盛り上がりつつ、放課後を迎えて皆帰ってゆく
業「一緒に帰る?」
あの日、死にたいと告白した日から一緒に帰ってくれる業くん
あ「いつもありがと!でも今日は用事あるから先帰ってて」
業「そ?んじゃね」
不思議な顔をしつつも、頷いて渚くんと教室の外に出ていく姿を見送る
職員室に用があるんだよね…っと
なんで呼ばれたかは察しがついている
烏「やればできるとは思っていたが…」
イ「というか、''刃''を隠してたの方が合うんじゃないの?」
勉強の事、先生たちは気づいていたみたいだ
あ「すいません。色々あったんです」
私が指す色々をどこまで知っているのかは知らないけど
ビッチ先生に促されて先生たちと向き合うように、椅子に座る
殺「自分で生まれ変わろうとしてくれたんです。もう何も言うことは無いですよ」
と言うと、雰囲気が変わった
烏「君も何を言われるか察していると思うが…君は今、本校舎へ復帰できる権利を得ている」
あ「はい」
イ「しかも、A組よ」
A組という単語に驚きつつ、やっぱりかという感じ
殺「私達は本校舎へ復帰する事も、暗殺教室に通い続ける事も、強制はしません」
私達の1番の望みは生徒の成長ですからと微笑む
…答えは決まっている
あ「私はE組に残ります」
烏間先生とビッチ先生が息を呑む
あ「この教室で学ぶこと、暗殺すること、ここの仲間、先生。全てが好きです。本校舎ではこの満足感は得られませんから」
殺「貴方ならそう言うと思ってました」
あ「はぁ…」
緊張したなと思いつつ、すっきりした気分だった
今日は自分が自分じゃないみたい
あ「なんかふわふわする」
気持ちが、足が、浮き足立っている
少々周りの風景も暗くなってきた。早めに帰らないと
と、もうすぐ家に着く頃、電話が入った
あ「え、業くん?」
不思議だなぁとも思ったが、なかなか鳴り止まないので、出る事にした
あ「もしも…」
業『あ、やっと出た。もしもし?』
食い気味…
業『外の音する。まだ帰ってない?』
あ「家にはもうすぐ着くよ。何?心配してくれたの?」
わざと笑いながら聞き返したのに
業『心配してる』
思わぬ言葉がとび出て、思わずこちらが焦る
業『死にたい人を1人にする訳にはいかないでしょ?』
その言葉を聞いて少し、後悔した
私が告白したことで、彼が必要以上に責任を感じているのではないかと
だから、優しい?
ふとそんなことが過ってしまった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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鈴木祐斗(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!仕事が大変で全然更新できてませんでしたが、落ち着いてきましたのでまた上げていきます! (2020年7月22日 16時) (レス) id: 046a533b5d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とても面白いです。続きお願いします! (2020年7月3日 12時) (レス) id: b171c1b3f2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木祐斗(プロフ) - 京本智颯さん» はじめまして!!とても励みになります(*˘˘*) これからも頑張りますので楽しみにしてて下さいね!! (2020年4月4日 1時) (レス) id: 046a533b5d (このIDを非表示/違反報告)
京本智颯(プロフ) - はじめまして。更新がんばってください!楽しみに待ってます! (2020年4月4日 0時) (レス) id: 7cc850cc9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴木祐斗 | 作成日時:2020年3月20日 2時