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『ひーちゃん。これ今何してるの?』
火焼「ポジションシャッフルさ」
セッターがリベロをしたり
ブロッカーがアタッカーをしたり、
異様な光景が目の前で広がっている。
『星海くんだっけ?』
火焼「が、どうした?」
『……意外と平凡だなって。』
バネだけ飛び抜けてても意味がないの。
ね、日向くん。
若利に比べてしまうけれど、スパイクの威力も
闘争心も持久力も、、欠けている。
雲雀田「お前の所のヤツらと比べるなよ。
周りが可哀想だ。」
でも、やっぱり。
「!」
いい動きはする。
ココ 面白いじゃん。
『…宮侑くん』
「ん?」
『手首の付け根 痛いでしょ。』
「!」
『黙ってテーピング受けるか、辞退して兵庫へ帰るの
どっちがいい??』
「……前者で。。。」
確かにこの子のセットアップも凄い。
影山と違う、うちの白布とも違う。
でも、北から聞いていた通り、
言うことを聞かない生意気だ。
『こらー!そこ、水分補給はー!』
「してますって!」
『全然減ってないけど??練習量足りない感じかな??』
「ッヒ!」
雑談しているプレーヤー達を見て思う。
格差がある。真剣に練習に励む人と楽して練習に参加する人
『飛雄』
「!」
『いいじゃん、絶好調じゃん。
もっと飛んでいける』
「うっす!」
火焼(本当に視界の幅が広い、右に向いていたはずの意識がすぐさま左への方向転換出来ている。手馴れているからか、熟練のスキルなのか。)
『君、オーバー苦手?』
「あ、そうっすね…。」
『苦手な事は避けていても何も変化は出来ない。せっかくジャッチの判断は早いのに上から来てもオーバーで取れないと自分が悔しい思いをするだけだよ?
上手い人から情報を得る!
これも基本なんだよ!』
コイツが 白鳥沢を支えてきた マネージャー
周りの目は ギラギラしていた。
『(居心地が悪い。。。)』
早く帰りたい。
と願うマネージャーでした。
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甘党 - まだ、続いて欲しいなぁ,,, (2021年10月15日 22時) (レス) id: 577366e2a2 (このIDを非表示/違反報告)
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