［Alastor］庇護欲 ページ5
『あ、そろそろホテルに戻らないと…』
買い出しが済んだ私は、急ぎ足でホテルへと帰ろうとした。
「Hey、そこのお嬢ちゃん」
『ん？なんですか？』
と、振り向いた。しかし声の主は見つからず、代わりにラジオデーモン……アラスターがいた。
「Hello!Deer!!ご機嫌いかがかな？」
『こんにちはアラスター！あなたもホテルへ帰る途中だったんだね』
「ええ、よければご一緒に」
『喜んで！』
私は喋り相手が出来たことに喜び、アラスターと話しながら帰った。
ある日、少し熱っぽいなと感じながらもホテルの手伝いは出来るかなーと思い、ベッドから起き上がった瞬間突然アラスターが目の前に立っていた
『！！！！！！お、おはようアラスター、？』
「おはようございますA！なにやら様子がおかしい様ですが…熱があるのでは？」
『すごい…よくわかったね…？』
少しだけ怖いと感じてしまったが、心配してくれているのだろう。そう思う自分が最低だ。
「今日はゆっくり寝ていてください。チャーリーには言っておきます」
『ありがとう。アラスター』
感謝の言葉を伝え、私は再び眠りについた。
ﾊﾞﾀﾝ…「もうちょっと、ですかね」
それからというもの、アラスターは私の身の回りの事すべてやってくれるようになった。
怪我をしている時は付きっきりで看病してくれたり、お腹がすいたなーと思えば言わずとも食事を持ってきてくれる。
酷い時には私を外に出してくれない日もある。
『…ねえアラスター』
「どうしました？なにか困ったことでも？」
『最近、いやとってもありがたいんだけどね！ちょーっとアラスターにお世話になりすぎてる…というか。大抵は1人で出来るし、もう大丈夫だよ。ありがとう』
なるべくオブラートに包んで言った。
しかし、アラスターの姿はみるみる変わっていった。
「わたしに 世話をされるのが嫌なのか？」
『そ、そーゆーことじゃなくて、！』
弁明の余地もなく、私の体は彼の触手のようなもので縛り上げられていた。
まずい。地雷を踏んだ。
「外は危険だ。Aもよく知っているだろう？だから！私は！Aを思ってやったのに！」
『ごめんなさい…アラスター、そんなつもりは…ｯ』
ぎりぎりと私の身体が縛られていく。痛い。苦しい。
「…そうだな」
そう彼が呟くと、指をパチンと鳴らし部屋を移動した。
ここは…アラスターの部屋だ
「抵抗するなら閉じ込めるまでです。傷つかないように。誰の目にも触れないように。」
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アイリス(プロフ) - こんにちは！素敵なお話をありがとうございます…！どのお話もきゅんきゅんして大好きです(*^^*)もしよければ、アラスターに看病される夢主ちゃんをリクエストさせて頂きたいです…！ (3月31日 1時) (
レス) id: cd25fc8f6d (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - えびのいかやきさん» 応援ありがとうございます！🙇これからも頑張ります👊 (3月22日 16時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
えびのいかやき - 主さんの書くお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (3月20日 22時) (レス) @page5 id: 074ff4b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 抱きしめた心ちゃんさん» お話消えちゃって萎えてたので応援ありがたいです✨ (3月20日 0時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
抱きしめた心ちゃん - 更新ガンバですp(^-^)q! (3月20日 0時) (レス) id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2024年2月18日 17時
