誘惑 続き ページ15
…ついに、彼の部屋の前に来てしまった
入ろうとするとヴァレンティノに呼び止められた
「A、今からヴォックスとやるんだろ？ヴェルから聞いたぜ」
噂広まるの早っ！なんて思っていると彼は私に、こちらへくるように言った
「誘い方教えてやるよ」
そうこっそり言うと私にあれこれ教えてくれた
ふぅ、と一息つくとドアノブに手をかける
「ヴォックス、入るね」
ガチャ、と開けて入るなり彼は私の顔を見て一瞬固まる
「その顔…」
「あ、うん。ヴェルにメイクしてもらって」
「…そうか、似合ってる」
それだけ言うと、わざとらしく顔を逸らしてパソコンに向き合う
ずき、となる胸を抑え、彼の方へ行く
座る彼の腰を触り、艶っぽい表情をする
「ヴ、ヴォクシー♡今日かわいい下着付けてきたんだ〜」
慣れないことに精一杯頑張るが、やはりぎこちない
彼は下を向いたまま動かない
あれ、ヴァレンティノの言うことやったんだけどな
お互い黙っていて気まずい
「あ、えと、ヴォックス？」
さすがに心配になり、彼の顔を覗き込む
その瞬間、バチッ！と音がなり部屋の電気が消えた
それと当時に彼に触れていた手まで感電する
「ｯ…」
痛くて手を離す
本当に彼は大丈夫だろうか
呼びかけようとすると暗闇から伸びてくる手に手首を強く掴まれる
「なあA、俺は必死に我慢してたんだぜ？最近疲れてるAのことを考えて手を出さないようにな」
暗い部屋で彼の液晶が淡く光る
「ヴォッ、クス…？」
彼の気迫に押され、後退りをする
「逃げるなよ？お前が誘ったんだ。今更だめなんて聞けない」
久しぶりに私に本気の彼を見て嬉しい半面、やり過ぎてしまった感がある
彼は私をかかえこみ、ベッドへ放り投げて服を破る
「俺色に染まったA、すごく素敵だし…正直興奮する。それにしても、そのメイクとあの誘い方、あいつらに聞いたのか？ん？」
「い、や…？」
なんでわかるんだ…
「俺以外にそういう事言うなと言ったはずだろう。俺が原因とはいえ、許せないな」
そう言い服を脱ぐ彼
余裕が無いように見える
私のせいでこうなっていると思うと顔がにやけてくる
「反省しない悪い子にはお仕置が必要だな？Darling」
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アイリス(プロフ) - こんにちは！素敵なお話をありがとうございます…！どのお話もきゅんきゅんして大好きです(*^^*)もしよければ、アラスターに看病される夢主ちゃんをリクエストさせて頂きたいです…！ (3月31日 1時) (
レス) id: cd25fc8f6d (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - えびのいかやきさん» 応援ありがとうございます！🙇これからも頑張ります👊 (3月22日 16時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
えびのいかやき - 主さんの書くお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (3月20日 22時) (レス) @page5 id: 074ff4b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 抱きしめた心ちゃんさん» お話消えちゃって萎えてたので応援ありがたいです✨ (3月20日 0時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
抱きしめた心ちゃん - 更新ガンバですp(^-^)q! (3月20日 0時) (レス) id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2024年2月18日 17時
