［Vox］誘惑 ページ14
最近ヴォックスが構ってくれない…
仕事が忙しいのか、私に魅力を感じなくなったのか、それか私の仕事が忙しいから気を使ってくれているのか
「ね、ねえ、ヴォクシー？今日…空いてる？」
「ああすまん。予定が入っててな。お前は休むといい」
カレンダーをちらちら見ながらそう言う
ここ最近ずっとこの調子だ。つらい
不貞腐れ、彼の部屋から出ていく
自室へ戻ろうとしていると、ヴェルヴェットに会った
「あ、A。なにそんな顔してんのよ」
「最近ヴォックスが、、」
と、ヴェルヴェットに最近のことを話した
彼女は話しやすく、社内でも結構仲いい方だと勝手に思っている
「うっっわ、彼女放って仕事？最低だわ〜」
「もーどうしよう…私飽きられたかな」
「まかせてA。」
そう言うと彼女は私を連れて、どこかへ行く
彼女の後ろ姿をぼーっと見ながら、小さくて可愛いな とか、かっこいいな とか考えているともう着いたようだ
「え…ヴェル？ちょっとここは…」
そこには女性用の下着が何着もぶら下がっていた
ピンク色の薄いやつから白くてフリフリのものまでたくさん揃っている
「さあ！あいつの好みのやつ選ぶわよ！」
「ちょっ」
多少抵抗はしたが、楽しそうに、真剣に選ぶ彼女を見ているとやめてだなんて言えなかった
「これなんてどう？」
それは薄い水色に黒とマゼンタがアクセントカラーになっている、フリルの付いたものだった
「ヴォックスカラーだ…」
「正解♡」
「なんでこんなものまであるの？！」
着ようか躊躇うが、一瞬冷たくされたときの彼の顔が浮かぶ
イラッ、ときて吹っ切れた。着よう
「Fooo！似合うねBaby！」
試着室で着替え、その姿をヴェルヴェットに見せる
「そ、そう？」
「じゃあ、それに合うようにメイクしてあげる」
1時間後…
ヴェルヴェットにお礼を言い、部屋を出る
がんばれ！と言ってくれた。
鏡を見ると、派手だけど華やかで可愛いメイクが施されていた
まずは彼に連絡しなければ。
「今日の夜、少しだけ会いませんか…と」
緊張しながら送る。すぐに返事は来た
「少しの間だが、それでよければ…か。よし！」
まずは誘えた
…待って？てことは私これからヴォックスにあんなことやこんなことを言って誘惑して……
今更恥ずかしくなって焦ってきた
1人で廊下をうろうろする
「がんばれA……たまにはぎゃふんと言わせてやる」
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アイリス(プロフ) - こんにちは！素敵なお話をありがとうございます…！どのお話もきゅんきゅんして大好きです(*^^*)もしよければ、アラスターに看病される夢主ちゃんをリクエストさせて頂きたいです…！ (3月31日 1時) (
レス) id: cd25fc8f6d (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - えびのいかやきさん» 応援ありがとうございます！🙇これからも頑張ります👊 (3月22日 16時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
えびのいかやき - 主さんの書くお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (3月20日 22時) (レス) @page5 id: 074ff4b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 抱きしめた心ちゃんさん» お話消えちゃって萎えてたので応援ありがたいです✨ (3月20日 0時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
抱きしめた心ちゃん - 更新ガンバですp(^-^)q! (3月20日 0時) (レス) id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2024年2月18日 17時
