［Valentino］喧嘩 ページ13
『………』
仕事が終わらない…
というか終わりそうにもない
『くっそ…あのテレb…ん゛ん゛っ！』
どうせ防犯カメラかなにかで聞かれているだろうと思い悪態をつくのをやめた
エナドリ飲みすぎたな、
そんなことを考えていると誰かの気配を感じた
「Hi〜愛しのヴァレンティノ様が会いに来たぞ」
『…ごめんヴァル 仕事終わんなくて。相手してあげられない』
精神的にもう限界で彼に気を使った発言はできなかった
それが気に食わなかったのか彼は顰めた顔でこちらへ来る
「なに？せっかく来てやったのにそんな態度なの？」
『疲れてるの』
私の腰に手を回す彼を払い、仕事に戻る
「は？」
相当ショックだったようで、目を見開いたまま固まる
「…あーあ、しらけた。もうしらね」
『あ、ヴァル…ごめ』
言い終わる前に部屋から出ていってしまった
申し訳ないことをしたな…
少しの罪悪感が生まれたが、眠気と疲れでだんだん薄れてきた
次の日
なんとか徹夜でギリギリ終わった
手伝ってくれた同期には感謝だ
「ヴァル！おはよ」
「……………」
…あ
彼に挨拶をしてから気づいた。昨日冷たくあしらってしまったんだ
「機嫌直るまで放っておこう」
今更謝っても適当に返事されそうだし、時間に任せることにした
ヴァルに極力関わらずに一日を過ごした
仕事が終わり伸びをしながら自室でのんびりしているとドアが乱暴に開けられる
「おい！俺にはもう飽きたのか？！？！散々甘えてきたくせに！」
部屋にズカズカと入り、ベットで寛いでいる私を掴み床へ落とす
「ヴ、ヴァル！？」
「どうすればお前は俺に依存してくれるんだよ」
すごい形相でこちらを睨みつけてくる
「…でも、仕事中に来るのが悪いと思うんだけど」
「早く終わらせればいい話だろ！」
「終わらない量だったの！しょうがないじゃん！」
「このクソビッチ！お前なんかと関わるんじゃなかった」
やばい、結構悲しい。目頭が熱くなる
そんな私の表情を察したのか急に慌てたように弁解する
「そんな、本気で言ったつもりじゃないし」
わかってる。のに涙が溢れる
「…ごめん。A。冗談でも言っちゃだめだったな」
「私も、ごめん」
彼の長い手が私の背中へ回される
「背中痛かったよな」
後悔してるような顔をして背中をさすってくれる彼
そんな彼の胸板を押し、押し倒す
「これでおあいこ、だね そんな顔似合わないよ？」
「Foo〜さすが俺の彼女、今日はちゃんと気持ちよくしろよ？」
リクエストでした
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アイリス(プロフ) - こんにちは！素敵なお話をありがとうございます…！どのお話もきゅんきゅんして大好きです(*^^*)もしよければ、アラスターに看病される夢主ちゃんをリクエストさせて頂きたいです…！ (3月31日 1時) (
レス) id: cd25fc8f6d (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - えびのいかやきさん» 応援ありがとうございます！🙇これからも頑張ります👊 (3月22日 16時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
えびのいかやき - 主さんの書くお話めっちゃ好きです！更新頑張ってください！ (3月20日 22時) (レス) @page5 id: 074ff4b9a6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 抱きしめた心ちゃんさん» お話消えちゃって萎えてたので応援ありがたいです✨ (3月20日 0時) (レス) id: 1dba6e1710 (このIDを非表示/違反報告)
抱きしめた心ちゃん - 更新ガンバですp(^-^)q! (3月20日 0時) (レス) id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み | 作成日時：2024年2月18日 17時
