彼女の昔のノートの秘密 ページ44
ころん)ノート見して。
莉犬)墨さんには言わないでよ？俺怒られちゃうから。
ころん)わかった、言わない。
莉犬)……これが日記かな……？でもなんか普通の日記に見えないんだよね、愚痴……では無いし…。……君の熱愛報道、死んでも見たくない…。って……？
ころん)誰かへの恋文かな？
莉犬)分かんない。(お前だよ、多分)
ころん)……これ歌詞の一部……かなあ？？
莉犬)やっぱりそう思う？日記とは違うよね…これも墨さんの叶えたいことに関係してるのかな…？
ころん)アリーナ席で顔が近かったって……あの子はバカなのか…？←
莉犬)お前wwwほんとに墨さんのこと好きなの？www
ころん)まだわかんないし…
莉犬)でもさとみくんに取られるって泣いてたやんけ。
ころん)お話会の子なら焦っちゃうよ！！
莉犬)ちょっと待って、今本人に確認とるから。
ころん)は？確認？
莉犬)……もしもし墨さん？
「お疲れ様。どうしたの？」
莉犬)今ころちゃんと一緒にいるんだけど…
「え…そうなんだ…。なんか話してたの…？」
莉犬)水族館断られて泣いてたから話聞いてる感じ…
「あ、……ごめんねって伝えてください……。」
莉犬)さとみくんと水族館行くんだって…？
「うん… 今は、違うって思って断ったの。ころんくんと行くべきじゃないって…」
莉犬)だからってなんでさとみくんなの…？
「あの、前から色んな人から水族館のチケットもらってたから…流行ってるの？」
莉犬)え、因みに誰に…？ばぁうくんとてるちゃんからは？
「さっき誘われたけど断った。」
莉犬)ほっ…。
「あっとくんとちぐさくんとけちゃくんからももらったんだよね…4人で行こうって…」
莉犬)あの3人からも！？！？こ、ころちゃんはどうやって手に入れたの？？
ころん)え、ぷりちゃんからもらった…
莉犬)ぷりちゃん……なんで皆に配ってんの……。
「ちぐさくんがいるから3人とは行ってもいいかなあって思って許可したけど…ダメだった……？」
莉犬)(ちぐちゃんとけちゃは墨ちゃんのこと恋愛感情としては見てないだろうし大丈夫だろうけど…あっとくんって確か…)
ころん)で……あの、ノートの事は……？
莉犬)あ、そうだった。墨さん、ちょっと……例のノート…るぅちゃん以外に見せたの大丈夫だった…？
「あ、別に大丈夫だよ。ころんくんへの歌詞みたいなのあるけど本人に気付かれなければ……」
莉犬/ころん)(やっぱり歌詞だったんだ……。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごみるく。 | 作成日時：2023年8月12日 16時
