9話 ページ10
あなたside
総悟は昔から弱みをみせなくて、私が泣いてる時もそばで笑わせてくれた
普段はドSだけどそんなとこ今も昔も変わらないんだなぁ
でも、そんな総悟を支えてきたのは紛れもなく私ではなく、ミツバねぇなんだけどね
「おい、何ぼーっとしてんでさぁ」
総悟の呼びかけでハッと気づいた
今、ミツバねぇと総悟とレストランにきてるんです!
「そーちゃんも、Aちゃんも元気にしてた?」
「はい!姉上この通り!」
「私も元気だよ!総悟の面倒みてるの〜」
「はぁ?俺がお前の面倒をみてんでさぁ」
「そんなことないよ!さっきだって総悟の壊した部屋なおしたの私だし!」
「それとこれとは別でさぁ」
「なんですとー!」
「ふふっそーちゃんもAちゃんもほんと仲良しねぇ」
「「そんなことない!」」
「息もそろっちゃって〜」
「でも、僕嬉しいっす姉上がこうして会いにきてくれて」
総悟ったらほんとに嬉しそうにしちゃって〜笑
「おい、お前なんか言ったか?」
「なんもないです!」
「しばらく、江戸に留まるからいつでも会えるわよ」
「ほんとですか!僕嬉しいっす」
「あの、沖田隊長が僕だって!ぐははは」
「でも、僕心配っす江戸の空気は武州と違って汚いですからお身体にさわるんじゃ…みてください!あの排気ガス」
「え?」
カチャ ドオオオン
「がァァっ」
「ああああー!!!」
なんてことを!あのくそ総悟!
「ん?Aちゃんどうしたの?まぁ、なにかしらくさーい」
「酷いでしょ姉上の肺にさわらなければいいんですけど」
グイッ
「おい、いきなりなにするんでぃ」
「こっちのセリフよいきなり何すんのよ((コソッ))」
「何って俺ァ邪魔なやつを消しただけでさぁ」
「この悲惨さを誰が治すと思ってんのよ!((コソッ))」
「そりゃあ…お前だろ」
「はぁ!!?」
さっき、なおしたばっかなのに!!
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作者名:すい | 作成日時:2019年3月19日 0時