この御時世にカッターキャーとかwww←

って…この御時世に…？ ページ2

「八雲さん。ついてきなさい」

昼休み。お弁当を食べ終わっていたので寝たふりをしているとつい先日転校してきたばかりの…えーっと。

「如月さん、だっけ」

確か、如月彩花。お嬢様ちゃんだ。

「そうよ。ちょっとついてきてちょうだい」

うーわ。真っ黒い笑みだねぇ。

絶対リスカ…じゃない、カッターキャーとかやるよこれ。

まぁ、いっか。

「ふわぁ〜。いいよ」

欠伸をひとつして、肯定の返事を出すと私を体育館裏まで連れてきた。

え？何？告白？

「あなた！ウザイのよ！暁人先輩と仲良くしたり往人くんと仲良くしたり！」

うーん。そう言われてもねぇ

「幼馴染だからしょうがない。諦めろ。貴様に希望はない」

「うるさいわよ！2人は私のものなの！」

すぅっ…！と息を吸うと如月サンは自分の腕にカッターを振り落とした

そして叫び声をあげる…

「バカじゃないの？体育館裏なんだから誰も来ないに決まってんじゃん…」

ほんっと、そんなのもわかんないのかなぁ

「あ、外で誰か遊んでたら来るか」

案の定校庭で遊んでいたのであろう男や女性が来る

「どうした？」

「よっ。暁人」

「よっ」

こんな状況なのに挨拶を交わす私を如月サンが睨んでるけど気にしない〜

「カッターキャーっ知ってる？」

一応、暁人に聞くが恐らく知らないだろう

「知らねぇ。なんなんだ？」

ほら。

「ggrks」

「おい」

先輩とか知らない。

「で…どういう状況だこれ」

「あー。…わかんね」

「おい当事者が分からなかったら俺らもわかんねぇよ」

カッターキャー知らない暁人が悪いわ。

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