優しい男子 ページ1
私は、柏木A。
父は私が生まれてすぐ死んだ。母は、私が10歳になるまで育ててくれたけど、お金に困って私を捨てた。
小学生を卒業するまでは親戚が育ててくれた。
それからは、父の貯金で暮らしている。でも、とうとう貯金が底をつき、訳あって路地裏で暮らしている。
(最後に食べ物を食べてからもう2日。もう私が一緒に居られる人もいない...。
このまま私、死んじゃうのかな...。)
そんなとき。ふと、私の手が温かくなった。
「え...」
見上げると、背の高い男の子が、私の手を握っていた。
「大丈夫?寒くないの?」
私は、さっきまで死にたいって思ってたのに、不思議と、口が動いた。
「私、柏木A。ホームレスって、いってもいいくらい...なんだ。」
「体が冷えてるよ!俺んち暖房効いてるから、
行こう!」
驚く暇もなく、その男の子は、意識がもうろうとしている私をひょいっとお姫様抱っこすると、ダッシュで路地裏を出た。
「なん...な...の...?」
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中二病だ☆彡 - れみゅみゅさん» ゆっくりでいいので頑張ってください! (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
れみゅみゅ(プロフ) - ありがとうございます!れみゅみゅと会うことは少ないと思いますが、頑張ります!じゅのん♪より (2016年10月15日 14時) (レス) id: e0854a4edd (このIDを非表示/違反報告)
みゅうん - こうしん頑張ってください! (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
中二病だ☆彡 - 初心者ですよね!?書き方が上手ですね〜。 (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゅのん♪ x他1人 | 作成日時:2016年9月11日 16時