3年A組隼人が好き。 (ページ4)

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甲斐くんページ4

You side

あっという間に…8時を過ぎてしまった。

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柊「それは……不正解だ。」

茅野「違う、違います！私のせいなんです！」

柊「いいや、違う。景山が死んだのは…お前のせいじゃない。」

石倉「んじゃ、誰だって言うんだよ！！」

花岡「まだ死にたくないわよ！」

西崎「俺たちを解放しろっ！！」

さくらじゃないなら…じゃあ誰が？

柊「誰が犠牲になるかなー。」

すると、

先生はあたしに近づいてきた。

甲斐「っ！…」

柊「震えてるね。」

声が近くなって、ビクッとなったあたし。

柊「みんな、自分の意見を言ってるけど…高山は震えてばっかだ。そんなに恐ろしいのか？笑」

ブッキーはあたしの頭を撫でた。

怖くて、泣きだしそうになるあたし。

甲斐「よせっ！！」

甲斐くんが駆け寄ってきたけど、

石倉「やめろ、隼人！」

みんなが止めた。あまり、先生に刺激は与えたくなかったんだろう。

『っ……！………』

あまりの恐怖で、涙目になった。

柊「…涙か……面白いな。」

先生は、頭を撫でた後、あたしの手を思いっきり掴んだ。

ｸﾞｯ

そのまま引っ張られ、すごく痛かった。

『痛いっ！……っ……』

宇佐美「A！」

甲斐くんは、みんなを押し抜けて、

先生の胸ぐらを掴むと、

あたしの手を握って、先生から離れた。

甲斐「触んじゃねぇよ…！」

柊「ほー、じゃあお前が死ぬか？」

『やめてください！』

甲斐「ざけんな。A…大人しくしてろよ？」

『ありがとう……甲斐くん…』

柊「2人は…そーゆー関係なのか笑もっとおもろしろくなったよ。」

甲斐くんは、あたしの前に立って守ってくれた。