東リベ彼氏 2 【 中編集 】

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二つのホットプレートに9人で群がる。
といっても、武兄とモッチーと蘭はお酒ばかりでそんなにガツガツ食べないし、私と万次郎もそんなに大食いではない。
春ちゃんとカクちゃんも人並み。


「ホントによく食うな〜」

「気持ち悪ィくらい食いやがるな」


蘭と春ちゃんの声も届かず、横で黙ってもぐもぐ食べているのは竜胆とココ


「…」
「…」


私とカクちゃんが焼いて、二人が無限に食べるという謎の連携ができていた

「お嬢、オレ焼くから食べてもらっていいぞ」
『いや、カクちゃん先食べて。私竜胆から奪って食べてるから』


竜胆が子供に見えてきた…。
ココ意味わからん…この細いカラダのどこに入るの…


『あ、竜胆それ食べたい』
「ん、口開けて」


竜胆にあーんしてもらって、お肉を食べる。おいしー！蘭セレクトのお肉サイコー！

片方のホットプレートはこの大食いモンスター二人に占領されているので、もう片方のホットプレートで他のメンバーがお肉を焼く。
野菜も食べてください、と春ちゃんが万次郎のお世話をしてくれている。有難い。


みんなでホットプレートを囲んで、お肉やお酒を飲んだり食べたりするのなんて、久しぶりで楽しすぎるし面白すぎる。特に竜胆とココ



しばらくして、武兄が立ち上がる。

『武兄、もういいの？』
「お〜、あとは若いのでやってくれ」

美味しかった、と私の頭の上に手を置いて自室へ戻る。

時計を見ると既に2時間程こうやってワイワイやっていることに気付いてびっくり。

スピードこそ落ちたが、まだ黙々と食べ続けているココは本当にすごい。
その横で竜胆が潰れている。きっと蘭に飲まされたんだろう。あんなに食べていたのに、よく飲んだよ…

散乱しているお酒の空き缶や食べ終わったお皿などを片付ける。


「あ、悪い。俺もやる」


カクちゃんがやっとお肉にありつけて、もぐもぐタイムだったのに箸を置いて片付けだす。


『いや！カクちゃん食べてて！私もまだ食べたいし、私の分も焼いておいて欲しいな〜、』
「そ、そうか？じゃあお嬢の分も焼いておく」


気遣いすぎ聖母鶴蝶を抑えて、片づけられるものだけ片付けていく。
一通り片付けて彼の隣に座ると、やっと二人で落ち着いて食べられるな、ってカクちゃんが笑うから笑みがこぼれる。


『今日はみんなで雑魚寝かな』

「そんな感じだな」


このあとカクちゃんと明日の夜ごはん何にしようかって話しながらお肉食べた


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梵天メンバーのお話書くのたのしー！

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