目指せ！南海の沈没船9 ページ3
その時、水上バイクで近づいてくる男の姿が見えた。
サム「ハッハッハ、待たせたな！」
クリス「叔父さん！？」
その男はクリスの叔父であり、クリスの母、リンゼーの弟のサム・スピードである。
サム「今日の俺は『ハイスピードビックウェーブ』と呼んでくれ！」
誰から連絡を受けたのか、猛スピードで水上バイクを運転するのはサムはソニックのもとに近づくと、ロープを投げ渡した。
サム「これに掴まれ、音速野郎！」
言われるがままにロープに掴まるソニック。すると水上バイクにつながったロープによって引っ張られる。
最初はただ引っ張られるだけだったソニックだが、すぐに体勢を立て直しE-57を見つめた。
──今度はこちらのターン。
ソニック「見てろよ！」
E-57は触手の先からソニック目掛けミサイルを発射する。だが、それがソニックに当たることはない。
ソニック「そんなへなちょこミサイル、当たるもんか！」
E-57の周りをぐるぐると回って翻弄する。
テイルス「ソニック！」
上を見上げるとテイルスが尻尾で飛んでいた。その手には光り輝くリングが握られている。
テイルス「ソニック、これを！」
投げ渡されたリングを受け取ったソニックはパワーアップする。こうなった彼にはもはや水上バイクでよサポートは不要。
水面を猛スピードのホーミングアタックで走り、サムを追い抜く。そのままE-57に攻撃し、貫通する。
それによりE-57は爆発した。
クリス「やったあ！」
E-57に勝てたのサムの助力あってのもの。彼はソニックに向けサムズアップをする。それにソニックも同じくサムズアップをした。
ソニック「Thank you！」
▽ ▽ ▽ ▽
「えぇ！？沖で沈没船を見つけた！？」
無事に4つ目のカオスエメラルドを手に入れることができたソニック達。それから空がオレンジ色に染まってきた頃、ソニック達はレンタルしたスーツやボートを店に返しに来ていた。
そして沈んでしまった伝説の船が本当にあったことを店主に話していた所だった。
クリス「はい。でも、エッグマン達に壊されてしまって、船も財宝も跡形もなくなってしまったんです」
「そうか...でも本当に見たんだね？沈没船を」
クリス「はい」
それを聞き悲しそうな表情をした店主だったが、彼は壁に掛けてある絵画に視線を向けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユアさん - 受験やだぁ…って思って見に来たらナッコの可愛さゆえぶっ倒れたのが今日の思い出 (12月14日 20時) (
レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさんさん» ユアさんいつもコメントありがとう！！久しぶりに投稿しました。お待たせしてすみません！ (7月28日 17時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユアさん - 話増えたァァァ！ﾏﾁﾞﾖｷｶﾅｺﾉｻｸﾋﾝ(_;´꒳`;):b (7月28日 17時) (レス) @page1 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：成り代わり大好き人 | 作成日時：2023年4月6日 21時
