33話 ページ18
レ「待て!」
ミ「え・・・レオンとユミル!?」
ミ父「娘の知り合いか。
悪いが身内のことだ。部外者はあまり関わらないでほしい。」
ユ「はあ?引っ込んでろってこと?それはないんじゃないかしら。
だいたい、ミリアが心から望んでいないことをするって、家族としてどうかと思うけど。」
レ「同感だ。たった14歳の女の子にさせることじゃない。」
ミ父「もう一度言おう。部外者はお引き取り願いたい。
これ以上関わるなら、ただ事では済まないぞ。」
ユ「はっ!何を今更。そんなのいいから、ミリアを放してやりなさいよ。」
ミ父「しょうがない。手荒な真似はしたくないんだが・・・。
とりあえず、拘束しておいてくれ。」
ミ姉「分かりました、お父様。」
ユ「レオン、そっち頼むわ。」
レ「分かった。逃がすなよ。」
ユ「えぇ、大丈夫よ。」
ミ姉「話すような余裕が、貴方たちにはあるの?
その女がいなくなったら、あなた1人で2人を相手しなきゃいけないのよ。
しかも、暗殺集団ダークスカルの幹部2人を相手に。」
レ「そのくらい、たいしたことない。」
ミ姉「へぇ、そう。お爺様、後方支援をお願いします。」
ミ爺「無理はしなくてもいいんじゃぞ。」
ミ姉「お爺様こそ。」
そんな会話をしながら、ミリアのお姉さんは飛び出してきた。
やっぱり、魔法を使ってくるか。
なら。
ミ姉「なにこれ・・・。あつっ!」
レ「俺の得意な属性は、火だからな。」
俺はそこらじゅうにある木製のものに、火をつけた。
さらに炎の温度と、範囲を広げていく。
ミ爺「この程度の魔法など。」
急に、火の温度が下がった。
きっと、あのミリアのお爺さんが何かしたんだろう。
たぶん、魔術だと思うが。
レ「そうか・・・。それなら。」
俺はこの時のためにとっておいた、秘策を繰り出す用意をした。
レ「これならどうだろうな。」
レ「魔術・召喚の術。炎の龍。」
そう唱えると、急激に体力が減少するのがわかった。
そして、目の前に何かが形作られていく。
それは、真っ赤な体を持った、巨大な龍だった。
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わたあめ☆ - ゆあさん» おっつ〜!ゆあもいいね!その文才!! (2017年7月8日 23時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
zero - お疲れ様これからも頑張れ! (2017年7月5日 23時) (レス) id: 0391fa1845 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - コメントありがとうございます!じゃあ、レオンの妹、ちょっとだけ登場させて、本格的に入れるとしたら、4章あたりになるとは思います。 (2017年6月20日 17時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)
こあこあ - ゆあちゃん、リクエスト!レオンの妹作って!! (2017年6月17日 9時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ - ほんとだ!ありがと〜 (2017年6月6日 16時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆあ | 作成日時:2017年5月15日 19時