【東京卍リベンジャーズ】零番隊隊長は静かに過ごしたい。

お兄ちゃん。なんか凄いです。 ページ38

｢じゃ、次は俺｣

｢イザナ兄も？！｣

｢可愛い妹の為だ。なんでもやってやるよ｣

｢めっちゃ嬉しい！！｣

｢ほい｣

渡されたのは少し小さい箱。

｢開けて良い？｣

｢あぁ｣


｢？！｣

｢俺が付ける｣

そう言ってイザナ兄は私から箱をとってその中身を私の首もとにかけてくれた。

｢これ...さ｣

｢お揃いだな｣

嬉しそうに笑うイザナ兄。

赤い耳飾りが揺れる。

私の首元。

同じのがある。

｢大事に使えよ｣

｢うん！あったりまえ｣

｢そうか(笑)｣


｢あ、とな。｣

｢？｣

｢これ。｣

手渡された紙。

｢なんでも券？｣

｢？！ﾊﾞｶｯ、声に出すな！！｣

｢え？！あぁ、ごめん｣

｢イザナ、そんな趣味がぁ？？｣

｢うるせぇマイキー黙ってろ｣

｢はぁ？！俺も一応イザナの可愛いー可愛いー弟なんだけど？？｣

｢どこがだよ？？｣

｢全部だよ？？｣

｢｢はぁ？！？！｣｣

｢ははっ｣

｢笑うな｣

｢笑っちゃう｣

｢どこが｣

｢んー、全部？｣

｢｢意味わかんねぇ｣｣

｢そういうとこ｣

｢｢被せんな！！｣｣

｢真兄、まんじろうとイザナ兄止めてーー｣

｢無理ー｣

なんでこういう時だけ逃げるかな。

｢けんく、｣

｢無理ー｣

｢早いよ？！｣

まぁ、楽しいけどさ。

首元のイザナ兄とのお揃いの飾りを見る。

なんか、双子なんだね。私たち。

またしても河田兄弟ＶＳ灰谷兄弟→←困った先は天国です。

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