【東京卍リベンジャーズ】零番隊隊長は静かに過ごしたい。

困った先は天国です。 ページ37

｢つ、次は俺が、いいです！｣

次は、千冬…！

頑張れ！

1番悩んで、1番Aさんの為に頑張っていた事は俺が1番知っている…！！

だから、千冬、いや、相棒、頑張れ…！！

｢千冬君まで…！？｣

案の定Aさんは驚きながらも嬉しそうな目をしていた。

行け！

｢こ、これ！！Aさんの為に選びました…！よ、良かったら！｣

いい感じだ！

噛んでるけども、いい感じ！

｢え、？｣

｢皆さんみたいにAさんが喜ぶもんとか、好きなもんとか、まったく分からなかったんで、これ！ほぼ俺の趣味なんすけど、良かったら…！｣

何を渡したんだ？！

ちょっと小さい感じだけど…？

ヤバいここからじゃなんも見えねぇ…

｢…イヤリング？｣

…喜んでないか？

｢い、いや、その、俺、服の趣味とか悪いって言われるんで、なんか、耳飾りとかならって思って…！嫌いなら、付けずに捨てちゃって下さい！俺の｣

｢何言ってんのさ！私ね、すっごいこのデザイン好き。もともとアクセサリー系統持ってなくて気になってたんだ！嬉しい、ちょー嬉しい！ありがと、千冬くん｣


｢…！！い、いえ！こ、これから、よろしくお願いします！｣

やったーーーー！！！

千冬！よくやったよ！！



｢相棒、喜んでくれたよAさん…！｣

｢良かったなぁ！良かったなぁ！｣

俯いてるけどバレバレだっつぅの。





｢泣くんじゃねぇよ。相棒｣

｢…泣いてねぇし。｣





可愛くねぇな。

お兄ちゃん。なんか凄いです。→←貴方の笑顔だけで十分です。

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