【ヒロアカ】【鬼滅の刃】無個性の鬼 (ページ22)

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～それから～

貴女「はぁ…」

麗日さんはガン無視で僕を狙い撃ち…やっぱりだ…！尖兵出すなら機動力の高い飯田君の方が良いし飯田君ならそれを分かっているハズ…

多分これはかっちゃんの暴走で…２人は連携がとれてないって事だ！そもそも２人と正面戦闘なんて展開が僕らにとって一番勝ち筋の薄いパターンだ

僕が麗日さんと行ってたらその展開になるし、２人でここでかっちゃんとやり合っても時間切れが怖い…これでいい！後は麗日さんが『核』と飯田君を捕捉し次第…

僕も向かって２対１！これが勝ち筋！僕がかっちゃんに勝つってのが前提の話だけど、大丈夫…掌にさえ気をつけてればいける…！

お茶子『デクちゃん！！』

貴女「麗日さん！どう！？」

お茶子『飯田君に見つかっちゃった！ごめん！今ジリジリと…』

貴女「場所は！？」

お茶子『５階の真ん中フロア！』

ほぼ真上だ！！

貴女「もう時間もそんなにないハズ！タイムアップは敵側の勝ちだ！」

ここだけは…ここだけは負けたくない…！

爆豪「何で使わねぇ、舐めてんのか？デク…」

貴女「かっちゃん！」

やるしかない…！やれる！やれるさ！

貴女「もう君を怖がらない！」

前世の“僕”じゃない、現世の『僕』でもない…今は今の僕だ！！

爆豪「てめぇのストーキングならもう知ってんだろうがよぉ」

貴女「？」

爆豪「俺の爆破は掌の汗腺からニトロみてぇなもん出して爆発させてる」

貴女「…？」

それが何…？

爆豪「『要望』通りの設計なら、この籠手はそいつを内部に溜めて…」ｶﾞｺ

オールマイト『爆豪少年ストップだ、殺す気か！』

爆豪「当たんなきゃ死なねぇよ！」ｸﾞｯ

ドカァァアン

貴女「はは…こんなの笑えないよ…本当…」

爆豪「“個性”使えよデク、全力のてめェを捩じ伏せる」

【爆豪勝己“個性”『爆破』掌の汗腺からニトロのような汗を出し爆発させる！溜まれば溜まる程その威力は増していく！】