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放課後まで智からの連絡は来なかった。
逆に私からの連絡を待ってるのかな。
ううん、智は私を試すようなことはしない。
多分、自分から行動を起こすタイプ。
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カズ吉と近くのコンビニへ行って、卵焼き対決の約束通り、お高いアイスを奢る。
「いいなあ、私の分も買おうかな」
和也「クリスマスの出費、すごいんじゃないの」
「そうなの…。まあ、ぼっちの可能性大ですけど」
和也「それはもう自業自得ってことで。ダメだったら次の男探せばいいよ」
「そんなチャラチャラしたくない」
和也「慰めの言葉でしょうが。分かれや」
結局、カズ吉からアイスを一口だけもらった。
さすが高いだけあって、濃厚。
“何かあったら連絡して” と女神様のような優しい言葉をもらってバイバイした。
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翌日、金曜日。
今日は祝日だから、渡せるか分からないけどクリスマスプレゼントを買うために1人で遠出。
適当に目についた物を買おうと言い聞かせてた。
でも、やっぱり…。
好きな人へのプレゼント、だから。
少しだけ、考えよう。
もし渡せなくても私が使えるようなものがいいな。
赤と、青と、オレンジと、緑と黒。
どれがいいかな。
私が使えそうなのは、赤とオレンジと黒。
智っぽいのは……。
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レジに持って行って、プレゼント用のラッピングも簡単にしてもらった。
ついでに他の店で部屋の飾りも購入。
智と過ごせなくても、クリスマス気分を味わいたいもん。
クリスマスが終わったら実家に帰ろう。
お父さんとお母さんに顔を見せなくちゃ。
お年玉まだもらえるかな？
…なんて考えてたらバスは家の近くに着いていた。
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購入品を家に置いて、今度は近くのスーパーで買い物。
ローストチキンの材料と、野菜。
ケーキの材料と…、お酒…は見つかったらヤバいし止めておこう。
重たい。
1人で食べることになってもいいように材料は少なめにした。
・
土曜日、クリスマスイブ。
明日のケーキを今日焼く。
ケーキは1日置いた方が良いって聞いたことあるし。
部屋も自分のセンスに任せて飾っていると、スマホがピコンと鳴った。
メルマガかな。
・
智: 外
さ…とし…。
外って、何？
窓から覗くと、視界の端に明るい頭が見えた。
背中を丸めてダッフルコートのポッケに手を突っ込んでいる智が見えて、足が自然と玄関へ動いた。
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もちお(プロフ) - みゆさん» みゆさん♪ ハマって頂けて光栄です( ´∀｀) 続き出来ましたので、ぜひご覧ください♪ (2017年1月8日 10時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
もちお(プロフ) - みきさん» みきさん♪ 10点満点ありがとうございますヽ(￣д￣;)ノ 続編の準備が出来ましたので、ぜひ読みにいらしてください♪ (2017年1月8日 10時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
もちお(プロフ) - ゆかさん» ゆかさん♪ 続編作ったのでぜひ読みにいらしてくださいo(^_^)o (2017年1月8日 10時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 一回読んでハマってしまいました！続きが楽しみでしょうがないです！！ (2017年1月7日 20時) (レス) id: e237ee365d (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 評価させていただきました。もちろん10点満点です!!更新楽しみにしています(o^^o) (2017年1月7日 15時) (レス) id: 6110900556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちお
| 作成日時：2016年12月10日 16時
