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「んー、、ねむ、、」
終わり！レポート終わり！
自分の部屋で大きく伸びをする
頑張った日のご褒美は
大好きなプリンを食べながら
大好きな自担の動画を見ること
何が好きって聞かれても
分からないけど
本当に好き
綺麗な歌声
何度この声に支えられたか
そう思うと、心にジーンとくる
そして
そんな彼と
友達になったなんて
人生何があるかわからない
「うっわ、今のめっちゃかっこいいじゃん、、」
かっこいい自担を見つけては
動画を止めて
スクショする
はぁ、完全にオタク
上手くいったスクショをニヤニヤ見つめてると
「ひぃっ！？」
まじ勘弁
急に電話はまじ勘弁
「もしもし、、」
「もしもし！俺！廉！」
「知ってます、、笑」
「ふふっ笑
えっとぉ、ご飯行こう！」
「は、、？」
「新宿に、おいしいお店見つけた！」
えっっっぐ
ありえん、可愛い、むり、死ぬ
「行こうね、行こう」
「うん！！」
自担がこんなに可愛いなんて
知らなかった
どこか甘えん坊なのは
双子だけど、一応弟として育ったからだろうか
「じゃあまたな！おやすみ！」
「うん、おやすみ」
今日は、よく眠れそう
ーーーー
「どれにしよっかなー！」
今日は！
仕事を終えたら！
Aちゃんと！ご飯！
普段ならなんでもいいと思ってしまう服選びも
気合い入っちゃう
今日の仕事はなかなかきつそうやけど
モチベしかない
「廉ー！」
リビングからお母さんの声が聞こえる
「んー、なにーー」
「今日お仕事終わったら暇？
瞬のところ行って欲しいんだけど」
「えー、、」
「お願い！」
女の子とデートだから無理
なんて
言えない
「分かった、、」
＜ごめん！1時間だけ待ち合せ遅らせて欲しい
！＞
＜わかった！＞
おい、瞬
感謝しろよ
最近は雨続きで
きっと汚れてるだろうから
特別に俺が掃除してやることにする
「なぁー、瞬ー
お前が死なへんかったらこんなことになってー、、あれ」
全然綺麗やん
磨かれたばかりの墓石
結局お母さんがやったんかなぁ
もー、、
「じゃあ、またな、瞬」
駆け足で
駅に向かう
一分一秒でもAちゃんと一緒にいたい
その感情は、、きっと、、
「え、廉くん？」
「おぉぉ、なんでこんなとこに笑」
墓地の最寄り駅で遭遇
「んー、ちょっと用事！笑」
「そっか！俺も！
ってか、目めっちゃ赤いで？泣いた？笑」
「な、泣いてないよ！笑
花粉だ、花粉」
俺は
どこまでも鈍感な男
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ちはや - もう更新ってしませんか？ (2020年1月14日 22時) (
レス) id: 51621d3083 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん吉(プロフ) - もうすでに切なさが漂ってますね、、、。続き楽しみにしています(*´ｰ`*人) (2019年9月23日 2時) (レス) id: fbd78dfb1f (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 新作ありがとうございます！とても切ないお話になりそうですね…。更新楽しみにしています！ (2019年9月18日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2019年9月17日 23時
