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＜家、行っていい？＞
彼からの突然のLINE
＜は？＞
＜一緒に勉強しようや＞
＜意味わかんないんだけど笑＞
＜ごめん、まじで留年しそうやけど、1人じゃやる気でーへん笑＞
兄貴とは大違いだな笑
＜分かった笑＞
私の家
自担にみせても恥ずかしくない程度には片付いてる
ただ、
「これはまずいよなぁ、、」
無数に飾ってある瞬との写真
「瞬、ごめんね」
引き出しの奥に隠す
別に隠し続けるつもりは無いけど
まだ、言う勇気がなかった
〈駅着いたー！〉
〈え、はや！ちょっと待ってて！〉
駅までダッシュ！
自担さんを待たせるわけには！笑
「はぁっ、はぁっ、おまたせ、、はぁっ」
「おおおお笑 走ってきたん？笑」
自分の体力のなさにびびる
「ん、俺のやけど」
「へ、、？」
感動した
自担が自分の飲みかけの水を差し出してくれてる
むり、にやける
「ありがと、笑」
「もー、上着も着ずにー
風邪ひくで？」
そう言いながら
私の肩に
自分の着ていたコートをかけてくれた
「っ、、」
瞬だ
瞬と同じ匂いがする
「Aー、寒いねー」
なんて言いながら
抱きついてきた彼を思い出す
会いたい、会いたい
会いたいよ、瞬
だめだ、情緒不安定すぎる笑
「廉くん、行こう
勉強、頑張ろう笑」
「そーやな笑」
複雑な気持ち
ーーーーー
「そこ、座って」
「ありがとう」
女の子の部屋なんて
初めて入った
可愛らしくて、綺麗な部屋
｢私もレポートやばいんだよね、実は 笑｣
｢大学、楽しい？｣
｢まあまあかな笑 なんで？｣
｢あー俺の兄貴が、目指してたから、そこ｣
｢じゃあ、私と一緒に学校行くのは廉くんじゃなくてお兄ちゃんの方だったかもね笑｣
｢それは困る笑｣
Aちゃんは優しく微笑んだ
｢なぁ｣
｢んー？｣
｢これ分からん｣
｢えー、私に聴くー？笑｣
どれ？と俺の教科書を覗き込んでくる
その度にいちいちキュンキュンしてる俺は
我ながらピュアだと思う
｢そういえば、、左利きなんだね｣
｢ん、あ、そう｣
｢なんか変な感じ 笑｣
｢なんで笑｣
｢なんとなく笑
ほら、これはこう｣
「えーわからん笑」
「あほ！笑」
「いいねん、アイドルはアホでも笑」
呆れ顔で笑う彼女も可愛くて、愛おしくて
この空間に2人きりという現実に
胸が高鳴った
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ちはや - もう更新ってしませんか？ (2020年1月14日 22時) (
レス) id: 51621d3083 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん吉(プロフ) - もうすでに切なさが漂ってますね、、、。続き楽しみにしています(*´ｰ`*人) (2019年9月23日 2時) (レス) id: fbd78dfb1f (このIDを非表示/違反報告)
きゅん(プロフ) - 新作ありがとうございます！とても切ないお話になりそうですね…。更新楽しみにしています！ (2019年9月18日 7時) (レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞳
| 作成日時：2019年9月17日 23時
