【HQ】元音駒マネは現青城マネでクロの彼女らしい【黒尾鉄朗】

▲ 41 ▽ 謎の優しさ ページ43

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「気をつけ、礼！」
「「「ありがとうございました！！！」」」




「終わったああああ！！！」



眠かった、眠かったよ。
頑張った私…！！！


「お前毎度毎度、叫びすぎじゃね？」

「お前毎度毎度、私に突っ掛かりすぎじゃね？」


昨日と同じようにニヤニヤと話しかけてくる秀。
なんだよ、なんなんだよ。
私大好きかよ()



「Aー、チャンスあげてくんねー？」


「あ、今行きます！」


先輩から声が掛かる、けど先に

「ボトルここから移動させなきゃ」


「あ、いいよ、俺やっとく」


そう言ったのは隣にいた秀で、
驚きすぎて思わずフリーズする


「…？！

え？ 本当にどしたの、最近変だよ？！」


「だから気分だって、ほら、行ってこい」


私の髪をくしゃっとし、ボトルの箱を持っていく秀。
お礼も言えずにただ呆然と後ろ姿を見ていた。


「Aー？」


「！ あ、今行きます！」





――――
――――――――
――――






「…聞いてくださいよ潔子先輩」

「ん？」



今は潔子先輩とお皿洗いしながらお話し中


練習はまだ全員終わってるわけじゃないけど、岩泉先輩が気を使って早めにあげてくれた



「同級生がいかれました。」

「…どうゆうこと？？」

怪訝な顔をしてこっちを見る先輩。
…どんな顔しても可愛いなぁ()


「今まで全然だったのに、気付いたらそばにいて仕事手伝ってくれるんですよ」

「…それは、よかったんじゃない？」


「いや、今まで全くだったんですよ？！

いきなりすぎて怖いです。」


まぁもちろんちなみに秀のこと。
さっきだってボトル洗うの手伝ってくれたし…。
本当に謎。


「まぁ、気が変わったんだよ」

「ですかね〜」


意外と楽観主義だな、潔子先輩



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