人間だったって魔？【２】

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ｃｈｉ「ヤバイヤバイヤバイシャオさんせっかくうちに定着し始めてたのに…！！」

ｓｙｏ「ちっチーノ！！」

ｃｈｉ「今度は何？！」

ｓｙｏ「大先生がサキュバス師団に吸い込まれとる！！」

ｃｈｉ「わーーーッ！！……いやでも待てよショッピ。サキュバス師団は女子しか入れんからウツ兄が勧誘されることは…ん？あっちは図書師団…」

大先生は明らかにに鼻の下を伸ばしスラスラとサインしていく

ｓｙｏ「大先生ーーーッ！！」

ｃｈｉ「どどどうしよう？！これもう俺ら勧誘しとる場合やないぞ？！」

ｓｙｏ「そうや…！困った時はトントンさんを召喚！あの人なら二人の手綱を握ってくれるはず…！」

電話を掛けるとすぐ近くで音が鳴る。近くに居るんか？

ｃｈｉ「……あれ？」

ｍｂ１「キミ良い食べっぷりだね！食物師団に興味ない？！」

ｍｂ２「使い魔からのこの慕われ方才能あるよ！ぜひ魔獣師団に！」

ｍｂ３「いや遊戯師団に！！」

ｍｂ４「魔術開発師団に！！」

ｚｍ「えっ？シャオロンたちみんな師団見学行ってんの？なんで俺を誘わないんやー！！」

ｓｙｏ「ま、まだAさんが…」

《『ショッピ先輩！凄いですね！ダンス師団に魔菓子作り師団！！ここ色んなのありますよ！！ちょっと見てきまーす！！』》

ｓｙｏ「え？「ﾌﾞﾂｯ」あ…」

ｃｈｉ「……そうだった…あいつらみんな１年生だった…普通に争奪される側なんだ…」

ｓｙｏ「まして今は学校全体が師団見学解禁でプチお祭り状態…楽しいこと好きな悪魔たちが釣られんハズがない…！」

ｃｈｉ「マズいぞ…油断してた…まさか…まさかの…！！我々師団崩壊の危機ー？！」

第２５話 来るもの拒まず去るもの許さず→←第２４話 先輩組の大誤算

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