江口さん結婚してから変わったって (ページ18)

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お母さん神様ですページ18

碧が生まれて1週間がたった。
今日も碧は元気に泣いていて、私があやすとすぐに寝て....なんて訳にもいかず

碧｢んぎゃぁぁぁああぁぁぁぁ｣

『お願い、碧。ママも寝たい』

私の疲労ピークです。
碧は病院では大人しく寝ていてくれたのだが、自宅に帰った途端、夜泣きが....

『碧、お願い寝て』

トントンと背中を優しく叩くけど寝ず....

こんな時に拓也さん！と思いたいけど、お仕事が忙しくそんな時間もない。父親なのに！！って思うけど、この仕事をする上では仕方の無いことだ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『誰だろ』

宅急便かな？なにか頼んだっけ

と思ってインターホンを見ると

『お母さん....！？』

お母さんがいた

母｢あー。疲れた｣

『何しに来たの？』

母｢何しにって、あなたの様子を見に来たのよ。明日にはお父さんも来るから｣

え

『聞いてない。前もって言ってよ』

布団とかも何も準備出来てないのに

母｢貴方が碧くんね。初めまして〜ばーばですよ｣

私のことを無視して碧に話しかけた母

『ねぇ、そういう大事なことは((母｢はいはい、碧くんは預かるから。あんたは寝てきなさい｣

と私から碧くんを奪う幅

『ちょっ((母｢拓也くんから聞いてるわよ｣

え？

母｢あんた、夜泣き1人で解決しようとしてるんだって？｣

拓也さん、そんなこと喋ったのか

母｢あんたね、母親ひとりで育てられると思ってんの？｣

.....

『そんなの....分かってる。でも拓也さんは仕事忙しいし、私は今働いてないから』

母｢働いてなかったら1人で背負わなきゃ行けないの？｣

言い返せない

母｢世の中には1人で子育てしてる人もいるよ。でもね、あんたは独りじゃないんだから。旦那さんがいて、私やお父さんだって。あちらのご両親だっている。頼れる人が沢山いるじゃない｣

....

『でも、碧は私の子だから』

母｢だったら、碧は私の孫よ｣

たしかに

母｢十月十日お腹の中で育てたわけだけど、この子と暮らすのは初めてで分からないことだらけよ｣

お母さん

母｢頼れる時には頼りなさい｣

.....

母｢さ、まずは寝ることからね！｣

お母さんに寝室に押し込まれる

母｢時間気にせずに寝なさい。お母さん、しばらくはいるから｣

『ありがとう』

私はベットに体を預けるとすぐに眠りについた