夫は声優、妻も声優

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それからAとは友達になった。というか、あの一件以来変な空気流れてたから、友達で行こう！って言ったんだよなぁ....



木「で、振られてノコノコと諦めたって訳？」




「いや...そーゆーわけじゃ」




久しぶりに飲む時間があって、良平のオススメの店で飲むことに




木「Aが別れた理由とか聞かなかったわけ？」




「いや、さすがにそこまで聞いたら俺やべーやつだろ」




木「まぁ...でもさ、Aがお前を頼ったってのが謎だよなぁ〜」




たしかに。A、悠木とかと仲良くなかったっけ？




木「あ、勘違いすんじゃねーぞ？」




「わかってるわ！」




はぁ....




木「お前もお前で意外だよなぁ」




「は？」




木「いや、だって。今までのお前なら振られた「よっしゃ次！」って感じだったじゃん？なのに、ここまで凹むなんてなぁ〜笑」




笑ってんじゃねーよ
でも....たしかに




木「お前にはAしかいないんだろうね〜」




「....あーーーーー」




そう言われると余計に凹むじゃんかぁ....




「どーすればいいわけ....もう訳わかんねぇよ」




木「また告白すれば？」




・・・・は？？




「いや、聞いてた！？俺振られたの！もう1回言っとこうか？振られたの！！」




木「そんな強調でもわかるわ笑」




笑ってんじゃねーよほんとに.....




木「でも、諦めたらそこで終わりだぞ？」



諦めたらか...




木「いいのか？Aがもし別の男と付き合って結婚して子供が出来て、お前はずっと一人でいるの想像できるのか？？」




.....そんなの...やだ....




「やだ」




木「だろ？だったら諦めんな！当たって砕けろじゃなくて何度も挑戦だ！」




良平....




「よっしゃ....俺はもう何も怖くねぇ！やるぞ！」




木「やるぞー！！」




____とやる気になりAにもう一度告白。
まぁ玉砕でしたが....諦めずに再度告白！そしたらなんと




『わかりましたw』




とOK貰っちゃったよ！！
そこからはみんなが知っての通りなんだけど((『ん....ぁ.れ....あさ...ですか？』




「ごめん、起こしたな。まだ朝じゃないよ」




『ん....』




ギュッと抱きしめてくるA。いやぁ、かわいいよね〜笑




「お休み、A」




おれはAの頭に口付けをして眠りについた

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