無能なんて言わせない ページ41
「なっ!?」
お母さんは呆気にとられて、敵に囲まれてしまった
もちろん私も鹿野院もね
「あんたが犠牲になりなさいよ!」
そう放たれた言葉に私は頷く
相手は...氷、水、雷、岩、
言いたいことは分かる?都合よく炎が居ないのよ
炎は執行官と回ってるらしいね
この考察は鹿野院が考えてくれたよ
『この数相手...厳しいなぁ』
「無理にスキルで戦わなくたっていいんじゃないかな?」
そうだ!わすれてた!元素爆発たるものを!
『そうだったね。』
演技を続け少しカッコつけて言う
『痛い目を見たくないなら退散してくださりますようお願い致しますわ。苦情は受け付けませんの。』
ゆっくりファデュイに近づいて腕を振りかざす
『百花繚乱』
アルベドが教えてくれた。
「君の元素爆発はいわゆる即死攻撃みたいだ。範囲の即死攻撃なんてチートだよ」
『そんな強いの...!?』
「けどさすがに条件も厳しいみたいだね。1度使ったら3日は使えない。いや、正確には使えるんだけど使ったら倒れる。それも長い間ね、無理はしないことだよ」
案外私ってチートなんだって知ってからなんも怖くなくなったよね。正直
目を開いて様子を伺うともうそこには火の海しか無かった
『お母様って大丈夫ですか?』
「あ、あなた。」
声をふるわせる母親を見て少し勝ち誇った気分だ
「お願い!帰ってきて。私、私間違ってたわ!」
手のひらくるくるじゃない
『ごめんなさいお母様、私あなたみたいな人嫌いなの』
「僕がいること忘れてないかい?お母様?」
「なっ」
「先程の発言はいただけなかったかな?なんだっけ?あんたが犠牲になりなさいよ!だっけ?」
『そんなこと言ってたなぁ』
「もう録音も取ってあるから、君は刑務所行きだね」
「ま、まって。や、ご、ごめんなさい。もうしない。Aちゃん許して!私が馬鹿だったわ」
『んー。じゃあさ、取引しようよ!』
甘味処の一言
んへ?終わりそうだって?そうだね。おわりそうだね。作者の気分で長引くから安心してね、甘味処はこの作品ちょっと終わらせにかかってる反面まだ終わって欲しくない気持ちもあるよ
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う - マシュ来い! (1月4日 23時) (レス) @page37 id: 175c376788 (このIDを非表示/違反報告)
名無し45525号(プロフ) - S・Tさん» 👍 (2022年9月12日 18時) (レス) id: 56a1ee0718 (このIDを非表示/違反報告)
S・T(プロフ) - いやあたしは食いませんよ(苦笑)目の保養なのは間違いナシですけどね♪ (2022年9月12日 18時) (レス) id: c7cf5077bd (このIDを非表示/違反報告)
名無し45525号(プロフ) - S・Tさん» ぜひ食べましょう☺️ (2022年9月12日 18時) (レス) id: 56a1ee0718 (このIDを非表示/違反報告)
S・T(プロフ) - 名無し45525号さん» はい(^^) (2022年9月12日 18時) (レス) id: c7cf5077bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:甘味処っていいよね | 作成日時:2022年8月23日 18時